GeneralとSpecial
うちの近くにスコーンを売る店ができました。
なんでもない町のなんでもない町家の中の一軒。はるか昔に店じまいした店を改装して静かにオープンしたのですが、週の後半だけの営業ということは前半は別の仕事をしているのでしょうか?
先ほどコーヒーメーカーをセットした間を利用して、お茶うけに買ってきました。
うちの近所だと大昔は手作りパン屋があったのですが、今はコンビニか生菓子店くらいしかありませんでした。
今までちょっと奮発したお菓子は車に乗って買いに行ってましたが、手軽に歩いて買いに行けるのはありがたいです。
大学時代、商業学でマーケティングの歴史はGeneralとSpecialの繰り返しだと学びました。
有史以前は一対一の物々交換でしたが、貨幣ができたことで商いをしたい人が一堂に集まって市場ができました。それが密集地では個人商店に発展しましたが、人口が希薄な地方では何でも売るよろず屋やカタログ販売が利用されました。
都市ではワンストップで欲しい物が買えるショッピングモールやデパートが増えました。
一方で、人々の嗜好が多様化したことで、ニッチな専門店が成立する需要が生まれました。
現代のAmazonはGeneralとSpecialの融合だと思いますが、人が住まなくなった民家を安く借り、隙間的な商品をそれなり値段で売れるということは、イオン一人勝ちへの対抗馬がささやかに育ってきたのではないかと感じます。
Google Mapの使い方
昔住んでいた場所を思い出して、今どうなってるかをGoogle Map のストリートビューで調べてみることが時々あった。
どこも当時住んでいた建物は無くなってしまった。
一定期間住んでいれば、好きだったり気になる女の子もいたわけで、家を探してみるけど記憶があやふやだったり街の様子が変わったりしてて探し出せない。
それでも実際に足を運ぶことなく、時間旅行、思い出旅行ができて楽しい。
インターネットの利点はいくつもあるけど、Google Mapは私にとって大事なツールの一つだ。
さて、住んでいた場所は当然限りがある。
探索地域に事欠いたので、死ぬまで行くことがないであろう場所を観てみたくなった。
太平洋のど真ん中、ミッドウェー諸島。
ハワイ諸島だと主だった島には人が住む。
営みがある近辺には道路があり、ストリートビューも働いている。
驚いたことに、絶海の孤島だと思っていたミッドウェーにもストリートビュー画面が起動するのだ。
島には滑走路と小さな港湾施設、給油施設があるだけ。
かつては軍や国土保全の職員が駐留して兵舎や売店、散髪、体育館なども普通に稼働していたようだが、現在は多くの建物は廃墟と化している。
たぶん、現在の住人は飛行場の維持管理に携わる人だけだろう。
では北はどうだ?
アラスカから東に伸びるアリューシャン列島。
さすがにストリートビューが効く地域はほんの僅か。
それでも小さな集落しかないのに、立派なホテルがあったりするのが興味深い。
面白いのは、米国が買うまではロシア領だった為、地名の多くがロシア語のままで、ロシア正教の教会などが残っていること。
ついでに千島列島も見たが、おおまかな地図は機能するが、ストリートビュー機能は無し。
当然、北朝鮮にも飛んでみたが、同じ。
しかし、百貨店やレストランなどの情報は写真付きで上がっている。
中国は西側の諜報活動やIT企業を目の敵にしているので、当然ストリートビューは許していない。
ロシアやモンゴルが、市街地どころか地方の幹線道路までビュー画面で追えるのとは大違い。
日本に帰って、沖縄の波照間島や小笠原などは観光客も住民もいるのでしっかりビューできる。
南大東島も途切れ途切れになるがビュー可能。空港や村役場は割と立派で驚いた。
日本最東端、南鳥島はコンクリートで三角形に護岸された半人工島。
駐留する職員がアップする写真があるだけ。ご苦労さま!
バーチャルどこでもドア、楽しい!
Deonna Ball への憧れ
JAMES BROWN - FUNKY GOOD TIME - YouTube
Handdancing を踊る Deonna Ball の自由な感覚が大好き!
私はWCS、確かに好きなんだけど、行ったり来たりっていうのとアンカーステップという基本から開放されたいという気持ちもどこかに抱えている。それはサルサベーシックから解き放たれたいとして別のダンスを探し始めた、かつての願望と同じ。
WCSでいうRock&Goを多様してアンカー省略すれば、Typical WCSである両端に行った際の一区切り感からは抜け出せる。
その感覚をもっと先鋭化させて、もはやWCSではない、全く別のフリーダンスの域の居着きたいという願望が私には常にあるのだ。
WCS会場だろうが、サルサ会場だろうが、、掛かる曲がバチャータだろうがキゾンバだろうが同じ感覚を基にして踊りたい。
そういう懐の深いダンス感覚を私は身に着けたい。
パートナーがいるという利点
数年ぶりのレッスン講師2人体制。
今日が2回目でしたが、2人で実際に踊りながらルーティンを作っていくと、リーダーの動きに対応するフォロワーの動きが明確になるので間違いが起きにくくなるだけでなく、自分自身のリード感覚が先鋭化されるのを実感します。
ペアワークというのは、押し引きのコネクション変化によって二人の動きが形作られていくのですが…
一人でそれを考える場合は、片方が引っ張るなら他方はそれに負けじと引っ張り返すことになるというような推測の元、構成を進めていきます。
ところが推測では、どの程度の手応えになるのかまでは分かりません。
コネクション変化の強弱によってステップの強さや体重の載せ方が大きく変わってくるので、一人で何時間も掛けて考えるより二人で4分の曲の間、実際に踊りながら作った方がずっと的確で鋭敏な感覚を持てるのです。
二人でフリーダンスを踊ることは時々あったのですが、今日のレッスン前の5分ほどと、レッスン中のルーティン模範のお陰で二人のペアワーク能力が一段と進化できたように感じました。
酒を控える
3ヶ月くらい前だろうか、酒はちょっとでも飲めば認知症になる危険性が上がるというのを読んで、一気に怖くなった。
といって、断酒をするほど意志は強くない。
多少飲む量や頻度が下がった程度。
ところが、昨今の物価高。酒もディスカウント価格でさえ1割以上値上がったのを見て、基本的に家では飲むのを止めようと決めた。
買うのはノンアルコールビールだけ。
切り替えて4日ほどだが、アルコールへの欲求は全く起きていない。
以前は酔いたいから飲んでいたのが、今はホップの味がすればそれでいいという意識に変わった。
外食では相変わらず飲んでいるから、喉が渇望するのを抑えられているのだろうが、踊る時でもお茶で構わなくなったのは、酔いを求める気持ちが無くなったからだろうと思う。
料理も酒も味わってこそ。
肉料理あれこれ
サムギョプサルもフライパンで焼くと脂が落ち切らないから、家では食べない。肉も厚い方が美味しいから店で食べるに限る。
韓国で食べる肉は豚でも鶏でもあまり臭みがない。
日本で食べる安物の冷凍ブロイラーの臭さは本当に嫌。
その点、朝絞めの地鶏を使う店は血合いが少なく、本当に美味しい。
羊はこの2年ほどで頻繁に食べるようになったけど、肉ごとの違いが判るほどの舌を持ってない。が、一ついえるのは、羊肉も韓国で食べる方が美味しい。
たぶん、韓国の肉料理店はジャンルや食材別に専門店化されている為に、流通と店内での食材回転がスピードアップされているからだろうと思う。
何にしろ、肉料理は食材の良し悪しが味を決める。ビーフステーキでも肉さえ値段の割に良いものを買ってくれば、家で塩コショウだけで焼いても十分美味しく食べられる。
といっても、癌を患って以来、牛の精肉は一度も買ったことがない。
抗がん剤治療を始めた時に、四足動物の肉は食べないと心に決めたのがキッカケ。
鶏、豚の順で解禁したけど、牛は店で食べるだけ。それも焼肉屋には一度も行っていない。
高いからではなく、牛脂が焼ける臭いと味が好きではないからだけど、たぶん歳のせいだと思う。
健康の為に魚を食べるようになったけど、魚の方が美味しいと思うようになったのも、たぶん歳のせい。
脂を抜くには大量の料理油
土曜に食べたガパオライスは本当に美味しかった!
うちでもたまに作るんだけど、大抵はあっさり味の鶏肉。豚だと肉から大量の脂が出てくどいから。
でも、土曜に食べたのは豚肉でも全然くどくなく、香ばしくていくらでも食べられそう。
思うに、最初に鍋に入れた油で豚ミンチを揚げるようにすれば、余分な脂が抜けてカラッとした香ばしさが出るのだろう。
うちで作ると油を大量に使いたくないから、豚の脂で炒める形になって脂っこさが強まる。
調理で出た余分な脂は紙で吸い取るんだけど、そもそも作り方が違うからあの味が出ないんだろう。
タイ料理でも中華料理でも、店で炒めものをするのを見ていると、大量の油に唐辛子やニンニクを入れて風味付けをしてから、材料にその油をまぶすような炒め方をしている。
私もやりたいけど、台所が油まみれになるよりイマイチな料理を食べる方がましと考えてしまう、確信犯的料理ベタ。。
体調とリード
昨晩は一人でサルサに行ったのですが、直前に食べたタイ料理が多過ぎ、苦しくて踊れませんでした。
体が冷えると、心まで冷える。
おまけに人が少なく、同じ相手同士で入れ替わり踊っていくので、外様は入る隙がなく、ちっとも気分が上がりません。
それでも、2ヶ月に一回くらいの割で踊る相手で、だいたい何をやっても受けてもらえる技量の持ち主と終盤に一曲。
なのに、失敗が数回。パターンが繋がっていかずに同じルーティンの繰り返しになるのも不満です。
しばらく座ってましたが、このまま帰る訳にはいかないと意を決し、「さっきのは納得いかないから、リベンジさせて。」と頼みました。
「そんなに悪くなかったのに…」と言われましたが、せっかく遠くから来てくれた相手には、少なくとも自分の尺度でも合格点付けられるリードをしたいのです。
丁寧に自分らしいリードを心掛けました。
相変わらず同じルーティンの繰り返しがメインになりましたが、さっきとは全然違う。
踊って解ったのですが、納得いかないダンスの時は汗をかかなかったのに、今度のは汗をかいた。
きっと体幹を使って相手をしっかり前後移動させたのと、知恵熱のせいでしょう。
最後に、終盤から来て隣に座っていたプロらしき女性とも踊りましたが、さっきの反省を活かしてフレームを共有してのステップ移動を多くしたので、この2曲でしっかり温まりました。
帰宅後、凄い勢いで寝てしまったので、同じルーティンばかりで発展性のないリードになったのは、眠気で頭が働かなかったせいかもしれません。
これからは、踊る日の体調を整えて行くようにしたいと思います。
「雰囲気か内容か」問題
エアロビクスインストラクターの後輩との話は興味深い点が多々ありました。
ペアダンスのクラスでよくある「外見か実力か」問題と同じように、「雰囲気か内容か」問題があることも。
私の相方ともよく出る話題なのですが、レッスンでは生徒さんが「楽しく踊れた!」と実感できることが長続きの秘訣。
ただし、それだけだと上達に繋がらないので、苦みを感じる良薬も上手に混ぜることが必要です。
私はどちらかというと、楽しい時間を過ごすことより欠点を直して上手くなることにより注力したいので、面白くない基礎練習も毎回必ず反復練習するようにしています。
エアロビクスクラスでも、効果より雰囲気を狙ったクラスはあるといいます。
参加者からそっぽを向かれるとジムとの契約を切られるので、やりたい内容と受けとの間で葛藤が絶えないのだそうです。
私は自分で開くレッスンしかしないので、時間借りして教える人の葛藤とは無縁でしたが、
一方で人に初級内容を教えるだけで、自分が持つポテンシャルをフルに使って踊れないという悩みはいつも持っています。
名古屋にはWCSをメインに踊るダンサーは私しかいないので、この悩みは死ぬまで付いて回るものと諦めています。