ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

【韓国】釜山東莱温泉 虚心庁(ホシムチョン)

釜山市内にある温泉の中で私が入ったことのあるのは東莱、海雲台、大宗台の3つ。

その中で最も特徴的であり、お勧めしたいのが、東莱温泉のスパ「虚心庁(ホシムチョン)」です。

https://www.hotelnongshim.com/jap/index.php?pCode=Hurshimchung

 

韓国有数の食品メーカー「農心」が経営する「ホテル農心」の付帯施設なんですが、宿泊客の利用より入浴だけの客数の方が圧倒的に多いという、地元市民に親しまれてきた温泉施設です。

 

入浴施設だけで計1300坪。

男女合計で3000人が一度に入れるという巨大浴場で、親子連れの多くは水中メガネや浮き輪持参でやってくるという、いわば温浴アミューズメントパークです。

 

日本からの旅行者が行く場合は、地下鉄1号線の利用が便利。

釜山最大の繁華街、西面から15分の「温泉場」駅3番出口で降ります。

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右側写真の青い線のように歩くと、虚心庁の裏に出るので左手に進んでください。

建物1階のドラッグストアの横に1階ロビー入口があります。

まずはエスカレーターに乗ってフロントへ行き、デジタルキー付のリストバンドをもらってください。

 

このキーナンバーが、靴箱とロッカーの番号となり、すべての支払いの識別番号となります。

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このフロントにはいつも日本語の達者な人がいるので心配要りませんが…

 

注意点としては、

・基本料金を含む全てが後払い

・基本料金による滞在は3時間まで。それを超えると1時間ごとに2,000w追加

・チムジルバン利用者は、更衣室内でキータグを見せて館内着をもらう

・いくら幼児でも歩ける年齢になると異性と入浴はしない

 

日本の銭湯とは違う点がいくつかあるので、前もって頭に入れておくといいでしょう。

 

源泉は無色透明、無臭のアルカリ性弱食塩泉。

地下150mから300mまでの4本の井戸から湧出する温度の違う源泉を混合調整して使用しています。

日本の温泉に比べると、ぬるい水のような30度台の浴槽と44度ほどの熱すぎる浴槽ばかりで、42度程のちょうど良い風呂が少ないように感じました。

 

ですが、まるでプールのような30度台の風呂に浸かった後でも、汗が引かないので温泉の効能は確かにあるようです。

 

さらに、中央の天井にある円形ドームの天窓は、浅めの湯に寝そべって眺めていると昼と夜で違った色で目を楽しませてくれ、とても癒やされます。

 

ところで、私が初めて行った20年前にはチムジルバンはありませんでした。

3階にあった施設を潰して新たに作ったわけですが…

基本料金の3時間制限がある上、飲食が高めなので、私が行った日曜日でも2,000w払ってまでチムジルバンを利用しようとする客は思ったほど多くはありませんでした。

特に夕食時くらいからはどんどん減って寂しくなり、長居したい気持ちが薄れてしまいました。
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温度は黃土房が60度となってましたが、日本の岩盤浴程度。

宝石房は表示の50度台よりずっと低く感じました。

 

一言でいって全てが家族連れ向き。

思いっきり汗をかきたい人に、ここのチムジルバンは向きません。