この音楽にはこのダンス?
サルサにはサルサ、バチャータにはバチャータ、チャチャチャにはチャチャチャ…
それ以外は踊っちゃダメだし、
もし違うダンスを踊ったら恥ずかしい。
そう考える人もいるかもしれませんが…
私は全然構わないと考えます。
ある物事に対して感じること、考えることが人によってそれぞれ違うように、
一つの曲に対して表現がいろいろあるのは、むしろ自然なことだと思います。
また、そのダンスの典型的な動きから外れる動きを採り入れたパターンだとすんなり受け入れられない人もいるのではないでしょうか。
ひと頃、バチャータに合わせてタンゴの要素が混ざったバチャタンゴを踊る人がいました。
ところが、キゾンバが出てきてからは、そちらに呑み込まれるように見なくなってしまいました。
そういう流れも、「この音楽にはこのダンス」っていう縛りになんとなく引っ張られているのかな、とも思います。
流行や周囲の動向とは関係なく、
各人が好きなダンスを、好きなステップで踊る。
曲のビートに合った動きなら、それは魂を感じる自然なダンス。
全然変じゃない。