ペアダンスと幸福感
昨年3月で終了した、朝日放送「ビーバップ!ハイヒール」。
終了4週前のテーマは「科学で幸せになれる⁉ 実践!幸福学」。
1年近く遅れて、録画で観ました。
米国の大学による聴き取り調査で、卒業アルバムの写真で心の底からの笑顔(デュシェンヌ・スマイル)で写っている女性は、そうでない女性よりその後の離婚率が低く、50代になっても幸せを感じている人の割合が高いとか。
幸せと感じている時に笑顔が多くなるのは当然ですが、それ以前に「笑顔が多い人は自然と幸せを呼び込む力が強い」ようには思います。
私は昔から自分にカメラを向けることはほとんど無かったんですが、ダンスをするようになってからは人並みに写真が残るようになりました。
特に国外の大きなダンスイベントだと、プロカメラマンが就いて無数のスナップを撮るので、競技会やソーシアルでの自分の姿を観ることができるのが良いです。
踊っている時の私はいつも笑っています。
審査員にジャッジされてる時でも、真顔になってしまうような難しいことはしないのでずっと笑っていられるのです。
少々苦しいこと嫌なことがあっても、
目尻に皺を作り、頬と口角が上がるようなしっかりとした笑顔でいられる時間中はそれを忘れることができるし、癒やされるのを感じます。
興味深いのは心からの笑顔でなく、作り笑顔であってもその効果はあるということ。
新型コロナによって陰鬱な日々を過ごしている人は多いと思います。
感染、発症しなくとも、精神的なストレスが続くのは健康によくありません。
その対策として、心から楽しめる趣味、それも笑顔で行えるようなことをするのはどうでしょう。
私にとっては、肉体を酷使しない、楽な動きで行えるペアダンスとの出会いはコロナに関係なく、人生において最大の転換機だったと思えます。