スピンが不要になった
今日のサルサクラス。
両手ホールドを一度も崩さずに CBLの入りからカップルターンでShe go〜He go、最後にCBL成立させた後にオープンブレイク〜ナチュラルトップターン。
女性にとっては連続ターンがある訳ではないし、リーダーにとってもホールド崩さないので、難しい手の動きは一切ないのですが、これが意外と難しい。
私はこういう、背中ホールドを解かないまま連続させるコンボパターンが好きなんですが、日本のサルサシーンでは女性だけをクルクル回すのが主で、二人一緒に回るカップルターンはあまり用いられません。
男女双方にしっかりしたフレーム感が必要なので、基礎から積み上げるターム制レッスンを受けないとやれないからでしょうね。
その点、韓国のサルサダンサーは皆、前払いのタームレッスンを受けてからフロアーデビューする人ばかりなので、どこのクラブでもフレームを要するパターンがいくらでも見られます。
組んだ腕を外さないで動くというのは、リード&フォローの噛み合わせを味わうには最も手頃な動き。
サルサの頃から好きでしたが、WCSを始めてからはオリジナルな動きを作るヒントがいくらでも見つかるので、ますます好きになりました。
私のサルサを観た人の中には社交ダンスっぽいなと思う人がいるかしれませんが、あれの下地はWCSによるところが大きいのです。
他にも遊びを挟んだり、緩急を付けてチェンジオブペースしたり…というのもWCSでよく見られる技術。
昔は速くて難しいスピン多用パターンを開発するのに血道を上げてましたが、今は自分も楽しくパートナーも楽しいステップ移動中心のダンスが好き。
WCSにもサルサにも、どちらにも応用の利く技術のアドリブ的組み合わせで踊っているので、オリジナル技を開発する必要が全くなくなり、とても楽なダンスライフを送れるようになりました。