振り返る過去の在り処
私のパソコンライフの始まりは Windows3.1のDOS/V機の時代だから、1993年かな。
当時はJリーグ創設期と重なって、パソコン通信でやりとりした名古屋グランパス好きな人とオフ会したりしたなー。
パソコン通信では、会員の興味あるジャンルごとにフォーラムが設けられていました。
私が入っていたのはJリーグフォーラムのグランパス会議室以外に、
地域/グルメ
音楽制作/DTM
ダンス/ディスコ…
京都のプログレ好きな人から希少な欧州プログレのカセットを貰ったり、ダンスフォーラムの人を何十人も集めて、高槻市でディスコステップのレッスンをしに行ったこともあります。
当時は仕事と家庭だけの生活でしたから、全く知らない人とのオフ会がきっかけで、友達になるというのが楽しみでした。
Windows95になってから電話回線を使うパソコン通信に替わってインターネットが普及し始め、個人でホームページを持って、掲示板でやり取りするようになりました。
同じ趣味の人が一同に集まって一つのスレッドで話し合う場所が無くなり、知らない人とネットを通して親しくなる機会が減りました。
そんな頃に出会ったのがサルサ。
実際に目の前にいる女性と手を取って踊り、同じようなレベルの人たちと会話したり、練習会したりで近隣に大勢の友達ができました。
サルサの知り合いとは本名や年齢、仕事などを知らないまま付き合うことが多いのが特徴。ここはネット友達と似ています。
中には踊りだけでなく、飲み会や小旅行など普段の時間を一緒に過ごす人たちもいます。
そういう付き合いをする人は、一人一人のバックグラウンドを把握できるのでしょうが、私はサルサを始めてすぐにパートナーと出会ったので、グループ活動とは縁がなく、サルサを通じた友達は数人しかいません。
初心者の頃に親しくなった人たちのほとんど全員が辞めていったのもあります。
MIXI、Facebookと新たなツールも出てきましたが、これらは全く知らない人との出会いを広げるというよりは、既に知っている人との繋がりが切れないように留めておく場所というイメージですね。
地元の週イチで顔を合わす人とのコミュニケーションアイテムとしては、私はそんなに意義を感じませんでした。
私が現在、すごくありがたく感じているのは、2004年の暮れから始めたサルサ入門の頃から現在までの出来事や心情、気付きが複数のブログにまたがって日付入りで詳細に残っていること。
(それ以前のホームページに載せていた雑文や食べ歩き日記、旅行記、映画鑑賞日記などはヤフーがホームページサービスを停止してしまったので、今は形として残っていません。本当に残念。。)
今これらを読むと、リード&フォローの本質が解ってないなーと感じることもあるけど、意外に最初から感じ取っていたんだなぁと驚くことの方が多いです。
17年も前のことが昨日のことのように思い出せることに感謝すると同時に、これからもできる限りダンスに関することはネット上に保管しておこうと思いました。