ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

考察 満腹街道

国道1号線と旧東海道は、名古屋市内だとほぼ並行に位置しています。
有松や鳴海から堀田までは東海道が北側、堀田から熱田までは1号線の一本南側にある一方通行の狭い道路がそれにあたります。
熱田は宮宿とも呼ばれる41番めの宿場であると同時に、次の桑名宿までの海路を舟で渡る七里の渡しも設けられていました。

 

先日、現代の街ができる前から人の営みや往来が盛んだった地域は今でも個人の外食店が多く、安くて美味しい料理を期待できると書きました。
名古屋市内でいうと、この1号線と旧東海道の沿線、あるいは周辺には有名な店や安くて美味しい店がいくつも見つかります。

 

昔の宮宿があった位置から海路を行かずに、北へ進むと旧中山道となります。
いわゆる美濃街道。
それを行き、今の金山駅南口の西側から尾頭橋方面に伸びる道は、佐屋街道といいます。
こちらは海が荒れて舟に乗れない場合や、日数が掛かっても陸路を行きたい場合に使う東海道のバイパスです。

 

この周辺を私は『満腹街道』と呼び、
外食に行く時に目的地が浮かばない場合は、何も考えずにこの方向に車を進めることになります。

 

満腹街道は、今の道路でいうと、南は先日お話した日比野から南荒子中川区大当郎につながる市道
北の端は尾頭橋から烏森、万場、西インターから津島や旧立田村の渡し場までの県道115号(佐屋街道)になります。

この中央部分に位置するのが、沢上から蟹江の市街地まで続く県道29号ですが、この道を進んで蟹江に入ると本当に安くて美味しい店が林立しています。

歴史ある街道沿いには名店あり!

【注意】インスタ映えするメニューを期待する人には向きません。