Google Mapの使い方
昔住んでいた場所を思い出して、今どうなってるかをGoogle Map のストリートビューで調べてみることが時々あった。
どこも当時住んでいた建物は無くなってしまった。
一定期間住んでいれば、好きだったり気になる女の子もいたわけで、家を探してみるけど記憶があやふやだったり街の様子が変わったりしてて探し出せない。
それでも実際に足を運ぶことなく、時間旅行、思い出旅行ができて楽しい。
インターネットの利点はいくつもあるけど、Google Mapは私にとって大事なツールの一つだ。
さて、住んでいた場所は当然限りがある。
探索地域に事欠いたので、死ぬまで行くことがないであろう場所を観てみたくなった。
太平洋のど真ん中、ミッドウェー諸島。
ハワイ諸島だと主だった島には人が住む。
営みがある近辺には道路があり、ストリートビューも働いている。
驚いたことに、絶海の孤島だと思っていたミッドウェーにもストリートビュー画面が起動するのだ。
島には滑走路と小さな港湾施設、給油施設があるだけ。
かつては軍や国土保全の職員が駐留して兵舎や売店、散髪、体育館なども普通に稼働していたようだが、現在は多くの建物は廃墟と化している。
たぶん、現在の住人は飛行場の維持管理に携わる人だけだろう。
では北はどうだ?
アラスカから東に伸びるアリューシャン列島。
さすがにストリートビューが効く地域はほんの僅か。
それでも小さな集落しかないのに、立派なホテルがあったりするのが興味深い。
面白いのは、米国が買うまではロシア領だった為、地名の多くがロシア語のままで、ロシア正教の教会などが残っていること。
ついでに千島列島も見たが、おおまかな地図は機能するが、ストリートビュー機能は無し。
当然、北朝鮮にも飛んでみたが、同じ。
しかし、百貨店やレストランなどの情報は写真付きで上がっている。
中国は西側の諜報活動やIT企業を目の敵にしているので、当然ストリートビューは許していない。
ロシアやモンゴルが、市街地どころか地方の幹線道路までビュー画面で追えるのとは大違い。
日本に帰って、沖縄の波照間島や小笠原などは観光客も住民もいるのでしっかりビューできる。
南大東島も途切れ途切れになるがビュー可能。空港や村役場は割と立派で驚いた。
日本最東端、南鳥島はコンクリートで三角形に護岸された半人工島。
駐留する職員がアップする写真があるだけ。ご苦労さま!
バーチャルどこでもドア、楽しい!