ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

利口ぶるバカ

休業要請をよそに営業を続けるパチンコ店が度々、情報番組に取り上げられます。

 

訪れている客にインタビューすると、「たまたま通り掛かったら、やっていたので…」とか、「家に居ても暇だから…」という、単純に危機感の無いバカの他に、

 

「それぞれが考えを持って行動すれば良いんじゃないですか?」

と、“疫学の点で思慮しての決断だから” と開き直る、別種のバカがいました。

 

確かに集団免疫が感染終息に大きく関わるのは確かです。が、、

 

医療体制がパンクした今の状況で、

自らウイルスを招き入れるような行いによって感染した輩に貴重な医療資源を使われるのは、当の医療従事者も役人も、そして感染を怖れて自粛を続ける善良な市民も遺憾に思うことでしょう。

 

そいつが誰の手も煩わすことなく、独りで回復するまで症状に耐えるか、誰の目にも留まらず死んでいくなら文句言いません。

 

でも、実際には医療の手に掛かるばかりでなく、そいつを介して他の誰かが感染する危険性も増えるわけです。

 

今、感染の勢いをできる限り緩やかにしたいのは、終息させるという直接的な理由より、ワクチンや特効薬など対処法が確立するまで時間稼ぎをしたいからだ、と専門家が言っていたのを思い出します。

 

社会の中で生きる以上、「自分さえ良ければいい。」は通用しない。