武漢出発便
コロナ感染症の騒動が拡大しています。
思い出すのが、2015年5月に韓国で起こったMERSコロナ感染症。
流行最中の6月、私はダンスイベントでソウルに行きました。
反日運動の時と同様、日本では「こんな時に韓国旅行なんて危険極まりない!」と過剰反応も起きてましたが、実際に現地に行ってみるとマスクをする人はほんの僅かで、騒ぎはTVニュースの映像だけという印象でした。
イベント会場では手を消毒するためのジェルポンプが置かれていた以外は、至って普通。
マスクをしたり、手袋をしてまでペアダンスをする変人はいませんでした。
これは当事者である韓国人の中にも、感染が一部の地域に限定されているという楽観があったからでしょう。
今回の騒ぎも今のところ、中国の武漢という地域に集中しているため、日本社会では騒動にはなっていませんが…
実際には中国からの渡来者という形で、周辺諸国やアメリカで感染者が出始めています。
さらに今回は春節の連休が始まったことで、潜伏期間中かもしれない旅行者が世界各地へ散らばる危険性も…
もしも、
発生地域が限定されない世界的なパンデミックとなった場合、どうなるのでしょうか。
そこら中にキャリアがいては終息は望めないかもしれません。
ペアダンスどころじゃないでしょう。
あるいは、それが日常となった世界では、
マスクや手袋を着けてでもペアダンスをする日がやって来るのか…
日本を含めた世界各地の検疫や医療は十分な準備ができているのでしょうか。
ゾンビ映画のような状況が娯楽の中だけで済むことを心から願っています。