ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

ペアダンスは地方受難

一人で踊るダンスは手っ取り早くて良い。

 

ペアダンスは苦労します。

最低限、パートナーが要る。

 

パフォーマンスを目的とするだけなら、そのレベルに見合う相手をとりあえず見つけるか、現実の相手とそのレベルまで練習すれば良いだけですが…

 

ソーシアルを目的とするダンスだと本当にやっかいです。

 

複数の相手と組んで踊りを楽しむには、何人かの男女で構成されるコミュニティーが必要です。

 

自分が暮らす地域にそのダンスの教室か、コミュニティーがあれば良いのですが、

マイナーなダンスだと…

あるいは地方に住んでいると…

思い通りにいかないことの方が多い。

 

じゃあ、自分たちで作る…?

 

まずはコミュニティーをまとめ、引っ張っていくグループリーダーが要る。

それがダンスの基礎から実践までをよく知るインストラクターの役目を担えるなら、尚のこと良いのですが …

そうでなければ、先生を呼ばなければなりません。

 

日本は決してペアダンスが盛んとは言い難い国です。

需要が無ければ、教室も先生も生まれません。

 

たぶん、本当に僅かだろうけど、マイナーなペアダンスでも、

日本中のいろんな場所に、やりたいと切望する人、興味を持つ人は散らばって存在するのでしょう。

 

こんなにインターネットが発達し、遠く離れていても簡単にコミュニケーションが取れる時代になっても、ペアダンスはなかなか盛んになりません。

 

身体一つあれば済むっていう趣味じゃない。

 

特にリーダーは、長期に及ぶ面白くない修行期間が要ります。

 

ペアダンスに興味を持つのは、傾向としては女性の方が多いのですが、リーダー役となる男性が最低一人はいないと話になりません。

 

実をいうと、古いダンス仲間である、女友達が私のサルサ動画を見たことで、ペアダンスに興味を持ったと知らされたのですが…

 

お互い、地方に住む身。

良い方向に導いてあげる方策が思い浮かびません。

 

昨今のSNSには、インフルエンサーという言葉があります。

新型の感染症では、スーパースプレッダー。

 

その人を媒介すると、たちまち広がってしまう強い影響力を持つ人物。

 

彼女は明らかに一般人とは違い、そういう影響力を持つ人物。

元々ダンスを教えていて、踊りの素養があるだけに、新しくペアダンスを習ってもすぐに覚えることでしょう。

 

さらに、

覚えた後はさらに彼女を通して周りに新しいダンサーを増やすスプレッド能力を秘めていると思われるのに、もったいないことです。