まずは体幹を使って基本姿勢
体幹を使って姿勢を正すと、肩甲骨や肘、手などパートナーとのコネクションに関わる部位にも適正な力が自然に供給されます。
トーンという、この力。
意識しなくとも、自動的に現れるパワーです。
基本姿勢やペアワークに必要なフレームを作るために、意識して力を入れる必要が無いということは…
筋肉はリラックスさせたまま、頭脳をペアワークに集中させられるわけです。
慣れないうちは、コネクションとなる手の位置がついつい上がってきてしまいます。
肘や手以外に、肩にも力が入るためなんですが…
その原因の一つは、基本姿勢を作るのに体幹を使えていないからです。
普段の生活で、意識的に体幹を使う動きをすることは稀です。
筋肉は使わなければ自然に衰えていくので、急に使おうと思っても上手くいきません。
ダンスのための体幹強化は、
まずは目覚めさせるところからスタート。
繰り返し使っていくうちに次第に動くようになり、
筋力が増し、
やがて、思うように使えるようになります。
ここまで到達して初めて、リード&フォロー応用力を養うためのスタート地点、と考えるべきなのかもしれません。