上位互換ダンス
5ヶ月前、去年8月の時点では、自分が考えた基本姿勢をとった上に、
「内に締める」を付け加えないと、良いペアダンスを踊る準備は完了しませんでした。
「基本姿勢に加えるプラスワン」https://jinjin.hatenadiary.jp/entry/2019/08/22/024741
そして、去年の12月。
何年か振りに地元名古屋で、基礎の基礎からやり直すレッスンを再開しました。
基本姿勢を作るポイントを順に挙げながら、自分がやって見せたところ…
「内に締める」を付け加えなくても、肩甲骨や骨盤を正しい置き方にしただけで自動的に内に締まった感覚が現れたのです。
これは驚きでした。
7月に西尾市民講座でペアダンス基礎をレッスンした際には、意識しないと現れなかった物が、ほんの数ヶ月で自然に身に着いていた。
この間の変化といえば、アルゼンチンタンゴを本格的に再開したことくらい。
本格的といっても月に2回程度、合計6回くらい通っただけです。
それでもタンゴの影響は絶大でした。
フレーム作りの厳格性で言うと、
基本姿勢に共通項が多いのは確かなんですが、右に行くほど上位互換なわけです。
ポイントポイントに、より厳しさを求められるダンスを始めれば、元のダンスは自然に楽になって当然です。
取ってつけたように…でないと出来なかったことが、ごく当たり前のこととして自然に出来るようになっていたのは、別のダンスのおかげ。
別のことを何も考えずにやっていては効果は薄いでしょう。
しかし、互換性を頭に入れた上で別のアプローチからトライすると、楽に手に入るものが確実にある。
「上位互換ダンス」
考えだけなら前から持っていましたが、自身が実際に体験したことで、ますます実効性を信じることになりました。