Typical Movement
私はOn1サルサに始まり、On2、WCS、アルゼンチンタンゴと乗り換えてきました。
サルサとWCSに関しては、自身を高める為のトレーニングはもうやってません。
今現在の探求と鍛錬の対象は、アルゼンチンタンゴ。
サルサやWCSには無い、タンゴ独特の要素を考察し、身に着けようと努力中です。
これまで WCSを練習することで、サルサにも共通する気付きや、サルサに応用できるWCS技術を私はたくさん得ることができました。
実際のところ、それらによって私のサルサ技術は大きく進展しましたし、今も右肩上がり中であると実感します。
同様に、アルゼンチンタンゴの技術と知識を新たに学ぶことで、私のサルサやWCSに深みや幅広さ、そしてオリジナリティーが加わることを期待しています。
違うジャンルのペアダンスを自分自身で踊り、探求することでそれぞれの違いを明確に知ることができます。
それぞれの典型的な動きとリード&フォローのポイントがあぶり出されることで、上達のコツが分かるのと同時に、混ぜ合わせ方が頭に浮かびやすくなるのです。
私がいくつも踊り歩いてきて思うこと。
「上手くなりたかったら、そのダンス特有の動き方をつかめ。」
サルサは(On1もOn2も同様なんですが)とにかく「行ったり来たり」。
進んだら、同じ分だけ後退しなければいけない。
根本的にこれを理解し、実行する必要がまずあります。
ターンパターン、いわゆるワザと呼ばれる物ですが…
これは、ベーシックステップとは別個に存在するわけではありません。
様々なパターンも、“ベーシックを基に” 足や身体の方向を変えたり、手の形や位置を変えることで成り立っているに過ぎません。
パターンを覚えるごとに基本であるベーシックを忘れていく人が案外多いのですが…
難しいワザ(女性の場合は、華麗なスタイリング)をいくつ知っていようと、ベーシックを綺麗に踏めなければ、その技術は活きません。
かえってパートナーとして組んだ相手を困らせることにも成りかねない。
今度のワークショップでは、そういった点を踏まえた内容を考えてみました。
皆さんにとって、新しい気付きがありますように。
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