WCSは、まず移動を楽しめ
私の所でも新しくWCSを始めた人、あるいは始める人がいます。
全国で見れば、いたる所で新しいスタートを切った人がいることでしょう。
また、興味を持ちながらもまだ踏み切れないでいる人たち。
そしてやりながらも、まだ本質がつかめてないという人にも伝えたいことがあります。
「WCSの素晴らしいところ」
http://blog.livedoor.jp/mambohompo/archives/53592006.html
文中でも述べていますが、WCSを踊るには「フレームと体重移動が強固であること」が重要です。
これがしっかりしているからこそ、サルサのようにベーシックステップと呼べる、ひな型のパターンが無くても踊れるのです。
組んだまま、360度どの方向にも動ける。
しかも移動中に、ステップやリズムのバリエーションを挟んだり、ペア間で伸び縮みしたり、どちらかが回転したり…
こんなに「移動」自体を自由に楽しめるダンスがあるなんて驚きでした。
https://m.youtube.com/watch?v=V3ZxiPKmacg
初めて West Coast Swing を検索して出てきた動画がこれでした。
まるで氷上を滑るアイスダンスのよう。
やろう!と思いました。
何をどうやってるのか全く解らないけど、とにかく始めよう!
近くに習える場所もないので、最初はYouTube動画が頼りでした。
東京のカントリーダンスグループが開いたワークショップを受けたり、WCS専門で踊る会に参加したりして、動画だけでは解らないポイントを修整。
大きな転機は、韓国のイベントに参加したことで訪れました。
米国のトッププロが何人も参加するイベントで、生のWCSを高次元で体験できたことと、アマチュアでも十分上手い人たちがこんなに身近にいるんだと知ったことで俄然、私の本気度がアップしました。
幸い、今は日本でもWCSを踊る人は増えています。
練習会やワークショップは、私が始めた頃とは桁違いに増えました。
興味がある方は是非、この機会に始めてください。
私のレッスンも、始めた頃に比べると格段とこなれたものになっていると思います。
一回こっきりに成りかねない、初心者レッスンでは、たとえ基本事項ではあっても身に着きにくいことはやらなくなりました。
だから、回転系のパターンはずっと後回し。
あれもこれもとパターンを増やすより、移動を楽しめるようになる方がWCSの本質にも合っていて有益だと感じています。