心とボディーで通じ合う
2年前、ソウルで開かれた WCS のインテンシブクラス(集中講座)。
ズークも踊る Diego & Jessica による、コンタクト・インプロヴィゼーションの考え方を採り入れたワークショップでした。
期せずして、
この翌年1月に、同じくソウルで Jakub & Emeline のインテンシブに参加したのですが、それもコンタクトに主眼を置いた内容でした。
Jakub が同じくズークも踊るリーダーだったことも関係していたかもしれません。
Diego & Jessica の時の集合写真が Facebookの過去記事として載っていたので、一連の記憶が蘇りました。
私はサルサからWCS へと転向したため、サルサのようにターンパターン中心にリードするスタイル。
スタイリングや遊びをたくさん入れるダンスは好きではありません。
パターンリードの段取りを崩されることも嫌で、主導権を取ろうとする女性や独特な踊り方をする女性と踊ることも苦手です。
ある女性。
フォローだけでなくリードも勉強していて、男女関係なく積極的に誘って踊る人。
ただ、リズムの捉え方が独特で、彼女がスタイリングや遊びに入った時に、“私から離れた” 感があって、自分からは誘うのをためらうほど苦手でした。
ところが、このインテンシブの後、クラブの小規模Jack & Jill で組んだら、それまでの相性の悪さが嘘みたいに心もリードも通じたのです。
パターンで踊るんじゃなく、心とボディーのコンタクトで踊ろうとすると、個人個人のリズム感覚の違いなんか関係なくなると解りました。
でも、それができたのは彼女も「心とボディーでつながろう」としていたからでしょう。
とにかく、パターンダンスよりコンタクト!