ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

リンディにもジルバにも寄せたWCS

ジルバに寄せて、もっとシンプルに踊るスタイルに変わろうという決心。

 

私、実際にはジルバは簡単なパターンしか知らない んです。習ったこともないですし。
動画を見て、Slow, Slow, Quick-Quick という6カウントのベーシックなんだ…と知ったばかり。

 

最初の方で、2カウントで1歩しかステップしないというのが、ジルバが初心者に優しい理由なんですが…
逆にいうと、回転する動きの場合だと1歩でたくさん回らなければいけない。
ですから、基本的にはこの1歩を3歩にアレンジして、
Tri-ple step, Tri-ple step, Walk, Walk と踏みます。

 

これをベーシックと考えるなら、リンディホップなどのスウィングダンスのロックステップを後ろに持っていっただけ、と考えることができます。

でも、実際にダンスが始まってしまえば、ロックステップがパターンの終わりなのか、始まりなのかは区別が付かなくなるし、
パターンの終結感をロックステップではなく、2つめのTri-ple stepに充てれば、WCSそのものになる訳です。

 

ですから手始めに、スターターステップのカウント配分さえルール付けておけば、WCS未経験でも他のスウィングダンスやジルバを踊れる人なら、自身の経験や知識を基に比較的楽に踊れるだろうという算段です。

 

ただし、2カウントを1ステップだけ踏んだり、2ステップしたり、3ステップしたりと区別できないといけないので、

・フレームの作り方
・コネクション
体重移動

この3つはしっかりマスターすることが必須です。

 

試しに相方をパートナーに、打ち合わせ無しでいきなり5つほどのパターンを繋げてリードしてみましたが、普通に通じました。

 

肝は、WCSを知らないフォロワーに合わせたリードを心掛けること。
その為には、Walk, Walkで奥に押し込む手のリードをしたり、あまり大きく前進させずに、足踏みに近いくらいに留めておくこと。

 

無理に難しいことや、スタイリング、遊びなどを入れなければ、リンディ経験者はもちろん、サルサダンサーでもすぐに踊れるはず。

 

なぜなら、自分が元のダンスでやってきたパターンをそのまま使えるんですから。