ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

Sugar Push 1

数あるWCSパターンのうち、最もシンプルなものが Sugar Push、あるいは Push Break と呼ばれる、「フォロワーが前進する途中、止められてそのまま後退する」パターン。


https://youtu.be/KJGrzuTPj2o

 

基本形は6カウント。

2カウントごとに 2歩,3歩,3歩とステップします。

・1, 2, 3&4, 5&6

 

練習する時は、

・Walk, Walk, Triple-step, Triple-step

と唱えます。

 

Sugar Push に限らず、6カウントパターンではこの順番にステップするのが基本で、頭で考えると

「なぁんだ、そんなに難しくないじゃん。」と思われるでしょうが…

 

いざステップしてみると、

軸を真っ直ぐに保ったまま、上下動(バウンス)せずに、滑らかに前進後退をつなげるのは意外と難しいものです。

 

バウンスに関しては、

リンディーホップでは特徴的な動きとして、タブー視されるものではないようですが…

上手なダンサーの動きをよく観察すると、片足ずつの膝の屈伸や腰の角度を巧みに連動させて、頭の位置が大きく上下動することは避けているように見えます。

 

・軸がぶれない

・上下動しない

・リズム変化や動きの切り替え時を滑らかに

 

というのは、ジャンルを越えて、どんなダンスを踊る人にも要求される基礎中の基礎だと思います。

 

面倒くさい、自分には意味がない…などと考えずに、

パターンそのものを練習する前に、ウォーキング練習をみっちりやっておくことが、結局は上達の早道だと感じます。