ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

生きていく中での潤い

ふと思ったのだが…
昔は生バンドの演奏や歌を聴きながら飲食できる店が、この名古屋にもいくつかあって楽しい時間を過ごした記憶がたくさんある。


世の中は科学革新によってどんどん便利になる一方で、経済的には世知辛くなるばかり。
文化的な潤いは切り捨てられる方向に進んできた。

 

何かをしながら何かをする…という、最初の「何か」。

つまり、付加価値は完全に個人に任される分野になってしまった。

 

社会や経済の時代的な淘汰の流れに追い打ちをかけたのがコロナである。

 

「何かをしながら」どころか、主目的である飲食などのサービス産業そのものを直撃した。

 

考えてみれば、

サービス産業そのものが、生きていく上では、絶対に無くてはならないものではない付加価値である。

 

生バンドもペアダンスも、生きていく上では必ずしも必要ではない。

 

でも、それを生き甲斐として生きてきた人には飯粒と同じ価値なんだよなぁ。。

 

コロナ後の世界。

 

潤いを許さない。

精神が少しずつ蝕まれる怖さを感じる。