取り残され感
私は支払いには現金かストア系プリペイドカード(WAONやnanakoなど)、あるいは高額の場合はクレジットカードを使うことが多かったのですが…
消費税を追加して取る店が増えたことと、新興のPayPayや楽天Payなど、アプリを開いてのスマホ決済が広まってきたこともあり、コンビニや食事代などはQRの読み取りで払うことも多くなりました。
ところが、スマホ決済にはまだ別の方法があったんですね。
アプリを開く必要も、店のQRを読み取る必要もない方法。
今までに楽天Edyをニ度使おうとしたのですが、二度とも上手くいきませんでした。
レジ係の人も理由が分からないというので、
残高不足かと思って、その都度3,000円ずつチャージし、残高ばかり増えていったのです。
その原因、私は楽天側への手続き上の問題だとばかり思っていました。
誰に尋ねたらいいか判らなかったので、ずっとそのままになっていたのですが…
初めて使おうとしてから3ヶ月めの今日、やっとその仕組みと読み込めなかった理由を知ることができました。
その原因は単純極まりないものでした。
スマホ自体の基本設定で、読み取りを許可する「ロックオフ」に変更する必要があったのです。
以前から使いこなしていた人にすれば、なんだソレ?というような幼稚なトラブルなんでしょうが、年寄りには現代のテクノロジーはハードルが高くなる一方。
この気付き。
私にとっては、難しい表計算やドローソフトを一つマスターしたのに匹敵するほどの達成感なのです。
若い俳優や音楽アーティストが訳分からなくなって久しい私ですが、デジタル機械の使いこなしに関してはそれほど音痴ではないと思ってました。
ですが、こうして使う必要性を感じない機能に関しては全く知ろうとしない姿勢自体が年をとった証。
そういう対象がちょっとずつ増えていって、世間に取り残されていくんでしょうね。