接点は本体と同等
「接点に繊細になる」とは、ダンスに限らず、仕事や生活全般、人生にも通ずる
“物事を上手くこなす” 為の秘訣といえるかもしれません。
3つ前の記事でピアノ奏法とペアダンス技術との共通点を述べました。
ピアノ奏法に見るダンスステップのコツ - ダンスインストラクターじんじんの日記
接点に繊細になるとは正しく、鍵盤に触る指のタッチに繊細になるということ。
大きな音が欲しければ、鍵盤を強く叩けばいいのですが、それだけだとアタック感の強い硬い音しか出ません。
大きな音でも角の取れた、耳馴染みの良い音を出すにはどうするか…
その秘訣は、ステップ足の動かし方や、パートナーとつないだ手の引き方、押し方にそのまま活かせます。
接点を英語でいうと Interface。
コンピューターではキーボードなど、入出力の為のパーツや端子がその役目を果たします。
例えばUSB端子は、扱う情報量が増えるにつれて処理スピードを求められ、規格が次々と改められています。
いくら最新のコンピューターやソフトを買い、良いデータを持っていても、やり取りする為の入出力規格が古いままだと能力を活かすことができないどころか、全く動かないかもしれません。
接点は本体と同等に大事なのです。