ブルースは8カウント×6
普通、我々が踊る音楽はカウント割りすると、8カウントが4つとか8つで区切れることが多い。
ところが、ブルースの場合は8カウントが6つで区切りが来る。
それは前から知っていたのだが、なぜかは解らなかった。
実は簡単な理由だった。
ブルースのコード進行が12小節で完結するからである。
8カウントは2小節なので、12小節は8×6になる計算。
ブルースが、何を聴いてもブルースだ!と判るのも、多くのブルースがこの小節枠でできているどころか、コード進行自体が全く同じ場合が多いからである。