ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

ブルースを演り、ブルースを踊る

高校の時、クラス名簿の一つ前がギターがメッチャ上手いやつで、他にもロック好きなやつと横つながりで知り合い、バンドを組んで文化祭で披露した。

 

その頃はキッスとかエアロスミスみたいなアメリカのハードロックが好きだったので、レパートリーも割とシンプルでコピーしやすくて助かった。


理論とか全然知らず、今みたいに楽譜があるわけでもなく、技術解説する本も動画も無ければ、速度調節できるプレイヤーもないのに、よくコピーできたもんだと思う。
カセットテープに録音して、ひたすらリピート再生して弾きたいパート音を口ずさみ、ギター指板の上で音を探した。

 

ロックンロールとかブギーっていう音楽のギターは音を歪ませ音圧を上げて鳴らすので、6本あるギター弦すべてを弾いてしまうとうるさくて仕方ない。
コード(和音)弾きであっても、音は2つしか鳴らさないなんてことも多い。
そういうのをパワーコードと呼ぶことを、40年以上経って知った。

 

今さらながらの基礎練習。
ブランク長いから当然、悪戦苦闘。
それより今は我流ではなく、しっかり音楽理論や基礎技術の理解の上にトレーニングしているので時間は掛かるけど、「ああ、これはこういうことだったのか。」と腑に落ちることが多くあって楽しい。

 

シンプルなロックは高校の頃までで、それ以後は聴かなくなったけど、今また演奏するなら当時やっていた音楽のさらに源流といえるブルースからやるのが筋道だろうと考えた。

ブルースの理論なんて興味もなかったが、しっかり知った上で演奏すると頭に入りやすい。
きっとブルースで踊る時にも、身体を動かす原動力となるパッションに違いが出ると思う。

 

WCS踊りたくて仕方ない。