やめられまへん、WCS
私は通院治療が一段落した2018年の夏からダンスを再開したわけですが…
人生観、ダンス観の変化により、
レッスン内容だけでなく、私自身に対しても
「技術的難度を求める為の練習は必要ない」と考えるようになりました。
その為、新しい技術への関心は全くありません。
基本的には、今持っている技術を洗練されたものへと磨き上げれば十分、という考え方。
レッスン動画、パフォーマンス動画の類は以前に増して観なくなっていました。
ところが、このウイルス禍。
1ヶ月ほどの引きこもりで、何をしても気分が晴れません。
そんなわけで、久しぶりに高度なWCSを観てみようと思い立ちました。
私にとって、そのラインでは最高位にあるリーダー「Jason Wayne」で検索してみました。
彼の活動範囲はほとんどカリフォルニア州内。
出張はあまりしないので、新着動画はそれほど増えません。
まだ観たことないものは一つだけでした。
https://youtu.be/GcuDLBUtWtQ?list=PLk7-KOYZGpwwEx_lddfYuogVcp0537Hrb
Jason Wayne の凄さは、
ステップの滑らかさとハンドリングの巧みさ、
この両方でトップクラスであること。
世界に名だたるチャンピオンクラスは、苦手なことなんか無いという人たちばかりなのでしょう。
ですが、反対に
「これを競わせたら右に出る者無し!」というほどの武器と個性を持つ人は、それほど多くはありません。
Jasonは柔らかい足さばきと多彩なステップで強い個性を発揮するばかりか、
大きな身体に似合わない、精度の高いハンドリングでフォロワーを意のままに踊らせてしまいます。
両方とも、正に私が重視するポイント。
私のお気に入りリーダーは何人もいるのですが、こと技術に限っていうなら…
私が目指してきた道の終着地にいるのは、Jason Wayne だと改めて気付きました。
モチベーション上がるなぁー。
踊るどころか、練習にすら行けないのが本当にもどかしいです!