女性はとにかく片腰に体重を掛ける
Mario Robau & Samantha Buckworter
この写真みて、ふっと思ったんです…
オープンポジションで、さらに腕が伸びた状態。サルサでいえばオープンブレイク、WCSならワザの最後アンカーのラストカウント。
写真だと、両膝を曲げたフォロワーが後ろにある左腰にしっかり体重を乗せてる様子が見てとれます。いろんな局面でやるべきことがしっかり解ってて、且つその通りにやれないと、ダンスは上手くなりません。
女性はワザのフォローやスタイリングよりも、まずはステップごとにその片腰に体重を掛けて強いステップをする。
男性は手で相手を動かすんじゃなく、ボディーで女性を動かす気持ちで踊る。でも実際にはサルサでもWCSでも、男性は手が忙しすぎるし、女性はステップが弱すぎます。
すごくレッスンしたくなってきました!
一年前に Facebookにこんなこと書いていたそうです。
驚き。まったく記憶にありません。
先週、「女性はリーダーには関係なく自分でしっかりステップしろ。」と言いましたが、そのことがよく解る写真です。
この瞬間での体重がある足が男女で違ってます。
女性が左足に乗ってるなら、男性は右足のはずなのに…
カウント足の正誤なんてこんなもんなんです。
こだわらなくても、リード&フォローが成立してればOK。
重要なのは、女性がリズムキーパーの役をすること。
ところで、「片腰に体重を掛けろ」と言ってますが、この意識は、特に女性にとってとても大切です。
これが自然なヒップモーションにつながるから。
先週のワークショップで Emelineも強調していましたが、
ウォーキング時のヒップスタイリングは片腰への加重の深さをコントロールすることで表現します。
サルサ初心者などによく見る、意識的な腰振りは加重や進行ラインを鈍らせるのでフォローの邪魔になってしまいます。
ですからサルサの練習でも、ベーシックの前にウォーキング練習をすると効果が表れます。
一年前と同様、ご無沙汰している生徒さんたちにレッスンしに行きたいです。