べーシックにないカウント足の対処
久しぶりのダンステーマのブログになります。
サルサレッスンで、先月からスタイリングを入れたパターンをやっています。
スタイリングというのは、基本的にベーシックな動きを華やかな方向に崩したものと考えることができるのですが…
足数を増やしたりすれば当然、ベーシックでは踏まないカウントで踏んだり、ハーフカウントずらしたり、というアレンジが必要になってきます。
普段、スタイリングを挟もうという意識が薄い人は、こういう変化への咄嗟の対応が苦手という場合が多いのではないでしょうか。
サルサの場合でいうと、本来踏まないはずのカウント4や8で「踏んで!」と言っても、きちんと体重が載ってなかったり、タイミングが遅れたりしやすいものです。
頭に入れておくべきは、こういったステップバリエーションはもちろんのこと、ダブル以上のターンなど、リーダーの求めによっては、
「ベーシックのカウントから外れたステップは、極当たり前に存在する」ということ。
私がよく例に出すのはチャチャチャ。
リーダーがどこでハーフカウントを挟もうが、自分が憶えたチャチャチャ・ベーシックでしか踏まない女性がいますが、これではペアダンスとはいえません。
フォロワーは、自分が持ち合わせるステップの知識で踏むのではなく、リーダーが作るステップリズムを感じ取って、それに呼応しようという意識を持つことが大切です。
スタイリングや遊びのステップ変化も同様。
音楽にノッて、その動きをやり切る気持ちでステップすれば、ベーシックから外れたカウントでのステップも意識しないで自然に踏めるようになるはずです。
だって、ステップというのは、
踏むべき足にきちんと体重が載ってないと、次の足が出ないようにできてるのだから。