エクステンションを堪能
今年に入って両親の老いが進み、
私が食事を作らないと家の中が回らなくなりました。
そのため、もう2泊以上の旅行はできないと諦めていました。
が、一方で
欧米へのダンス旅行の為に貯めてあったマイレージを消化してしまうには、今のうちに短期の韓国旅行を何回かするしかないとも思います。
ということで、妹に留守番を頼み、韓国のWCSイベントに参加してきました。
毎回ソウルで踊ると、初日は全くダメで2日目、3日目と徐々に感覚が戻るという私でしたが、、
なんと、今回は初日から感覚MAXで踊れたのです。
去年からの私は週1回の初心者クラスを教えるだけで、ソーシアルはおろか自分が練習する相手すらいません。
人に物を教える仕事をする以上、たまには高度なWCSに触れることで、肉体的、感覚的に錆るのを防ぐ必要性を強く感じているのですが…
その普段の緊張感自体が錆を防ぐと共に、旅行初日からソーシアル感覚をMAXにしてくれたようです。
イベント初日の晩。
昼間のワークショップに行けなかった私は、ソーシアル開始直後に会場入りしました。
人が少ないので、地元の韓国人同士が数人踊っているだけ…
外様の私にとっては、誘いやすい女性が一人もいません。
と、その中に見慣れない欧米人女性が一人ぽつんと座ったまま。
声を掛けてみました。
すごい!
大当たり!
きちんと弾力ある重めのコネクションが心地いい。
たぶん彼女にとっても、これが1stダンスだったのでしょう。
過度な遊びをしてこないので、パターン終わりは十分過ぎるほどのエクステンションを作れます。
「エクステンション」が、彼女が重要視する要素であることは明らかでした。
ワザが次々につながります。
段取りなんか考える必要はありません。
私が好きなエクステンション塩梅に彼女が過不足なく協力してくれるので、2人で音楽を奏でるようなWCSを踊ることができました。
スタートが彼女だったおかげで、今までで一番上手に、そして一番楽しいソーシアルが3日間ずっと続きました。
虚弱体質な私は、イベント中に同じ相手とは何回も踊らないのですが…
彼女は是非もう一度踊ってみたい、いわゆる “反りの合う”フォロワーでした。