【三重県】長島温泉 湯あみの島
今週は三重、長島温泉の「湯あみの島」です。
https://www.nagashima-onsen.co.jp/yuami/index.html
子供の頃、千人風呂で有名だったグランスパー長島には何度か行ったことがありますが、現在の施設になってからは初めて。
根っからの温泉好きなので興味は大いにあったのですが、入場料が高そうなイメージが先に立ってしまい、実際に行こうという気にはなかなかなりませんでした。
2017年4月に岩盤浴が新設されたこと、温泉と岩盤浴に加えて食事がセットになった、3,300円の平日パック料金があることを知って今回行ってみることにしました。
長島には遊園地でさえコークスクリューが話題になった頃以来なので、40年ぶりでしょうか。
普通の温泉施設に行くよりもワクワク感が増します。
平日とはいえ、アウトレットパークもある為、駐車場はそれなりに車は入ってました。
こんなだだっ広い所で1,000円も要るのは気に入りませんが、駐車券を温泉のチェックカウンターで出せば、半年以内の再訪の際には無料となる券をもらえるという懐柔策がありました。
湯あみの島には、駐車場の脇にあるセブンイレブンの前から無料シャトルバスに乗って行きます。
10分おきですが、急いでないならばアウトレットモールの中を歩いていっても良いかもしれません。
モールを抜けた所が西ゲート。
遊園地の入場チケット売場があるので、必ずそこで湯あみの島の平日パック券を買ってください。
温泉のチェックカウンターに直接行ってしまうと、パック料金での支払いはできません。
子供の頃のグランスパーは巨大施設!という印象でしたが、今の目で見る湯あみの島は高級な温泉ホテルのような感じ。
天井が低めなのを除けば高級な造りで、人が少ない平日であれば、さらなる非日常感を味わえます。
演芸場も健在で、この日の出演は宮地おさむ。
その前は、じゅんとネネですって。
まだ歌ってたんですね。
食事処もいくつかあって、平日パック以外のセット料金もそんなにぼってません。
特に中華料理の店はレベルが高く、また来たいと思わせるに十分な味でした。
温泉は昔のコーヒー色の湯と違って、無色透明なアルカリ性単純泉。
1日の湧出量1万リットルと言ってますが、毎分に直すとわずか7リットルになります。
説明文にはありませんが、これだけの数の浴槽に満たすには大量の加水と循環が不可欠なはずで、塩素臭も感じます。
が、そんなマイナス点を打ち消してしまうのが庭園露天風呂の素晴らしい造作。
男女それぞれテーマを変えて造られた、渓流風と峡谷風2つの回廊式庭園風呂は、露天風呂にありがちな外界の建物や高圧電線の鉄塔などを視界から一切切り離してあるので、本当に山奥の秘湯に浸かっているような気分になるのです。
でも、もっと気に入ったのが岩盤浴。
贅沢な造りの部屋がいくつもあって、休む場所にも困りません。
街中のスーパー銭湯と違って、うるさく喋る連中もいなかったので、滞在中ずっとリラックスできました。
岩盤浴が午後10時クローズ。
全体が11時ですが、8時を回る頃には多くの人が帰り始めるので、心身の疲れを癒やすには営業時間終盤の3時間が最高のような気がします。