ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

【韓国】安東温泉スパランド

韓国南岸の釜山、金海国際空港からバスで北へ70分。

大邱のターミナルで乗り継ぎ、さらに70分。

安東に住む友人を訪ねたついでに「安東温泉スパランド」に行ってきました。

 

建物の壁面に店名以外に掲げて強調するのは、温度44.7℃、地下976mから湧出した天然温泉であることとチムジルバン(男女共用の大型サウナ室)があること。

駅から徒歩数分という近さなので、旅行者の休憩や宿泊としての利用も多いと思われます。

f:id:Jinjin:20190815180636j:image

料金は入浴だけなら6,000w、チムジルバン込みなら9,000w。

利用時間が24時間を超えるごとに6,000wが追加されます。

 

入館方法は男女別の靴箱の鍵を持ってフロントへ行き、入浴だけかチムジルバン込みかを伝えて基本料金を支払います。

靴箱の鍵と交換に、電子キー付のロッカーキーと、チムジルバン利用の場合は館内着も渡されます。

 

更衣室と浴場は男湯が4階、女湯は2階。間にある3階がチムジルバンです。
f:id:Jinjin:20190815183406j:image

私が利用するのはいつも平日午後で、浴場もチムジルバンも客が数人しかいません。

休憩する中央広間は薄暗く、エアコン設定もちょうどいいので、ゆっくり休めます。

 

土日や深夜の休憩室、仮眠室はそれなりに人が多いと思われますので宿泊利用の場合は早めに良い場所を確保することをお勧めします。

尚、フリーWifiの他、売店や食堂もあるので長時間滞在でも困りません。
f:id:Jinjin:20190815183852j:image
f:id:Jinjin:20190815183926j:image
プルガマ(火釜)は3つ。

石積みの部屋が一番熱く、数分で出たくなります。

続いて温度的には黒石の部屋、岩塩の部屋の順。

この2つは、日本の標準的な岩盤浴と大差ありません。

 

さて、大浴場の湯は温泉ということですが…

 

私は韓国で天然温泉と称する施設を6ヵ所ほど訪れましたが、日本のように詳細な成分分析表を掲げる所は見たことがありません。

韓国では温泉の定義も曖昧なので、どれほどの有効成分があるのかは分かりません。

この安東温泉は無色透明、無臭ですが、源泉温度が44.7度もあることと、pHが9.78のアルカリ単純泉と謳っているだけに、温泉価値は高いように感じます。

 

サウナと水風呂の他に、ジェットマッサージ付の浴槽と入浴剤入りイベント湯がありますが、マッサージはピンポイントで強く当たるので筋肉痛や凝りがよくほぐれます。

 

消毒と循環はしていると思われますが、強いカルキ臭はありません。

ソウルの平均的なチムジルバンや沐浴湯(銭湯)では頻繁に嗅ぐ雑菌の臭いも感じたことがないので、清潔度は高い方と思われます。