ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

パートナー独占禁止

先日、私がタンゴを習っている教室に初めて相方を連れて行きました。

 

13年くらい前、一緒にアルゼンチン人の先生に習っていたことがあるし、私が止めた後でも、彼女はしばらく続けていたので少しは覚えているかと思ったのですが、全然でした。私と同じ。

 

それでも一応は現役のダンス教師。基本姿勢の作り方や加重移動は最初から理解しています。

パターンの足型とコツを伝授されれば、1回目でほとんど問題なくフォローします。

 

その日の生徒は、男性が私1人、女性が相方入れて4人。

最初は私と彼女で組んで練習しました。

その後、別の女性2人と入れ替わって練習したところで、先生が新たな説明を始めました。

 

説明を聴いてすぐに確かめたかった相方が、何の気なしに私と組もうと寄ってきました。

 

「まだ彼女と踊ってないから…」

私は相方を制して、ローテーションで回らなかった女性と組みました。

 

その女性は、私と踊る順番を待つ素振りをしていたわけではありません。

 

さらに言うなら、、

 

一緒に連れ立って踊りに来たペアには、周りが遠慮してあまり誘わない傾向がどんなペアダンスにもあると思いますが…

タンゴだと、たとえステディーなペアじゃなくても「これは俺のオンナだ!」と言わんばかりに、タンダ(数曲の枠組)に関係なく特定の女性を占領したがる男性が多い印象を受けます。

 

私、コレがすごく嫌。

 

私がミロンガパーティーに足が向かない理由の一つでもあります。

 

タンゴではレッスンでも満遍なくいろんな人と踊らないのも自由、という雰囲気があるのでしょうか。

練習相手のローテーションもあまり気にしないという前提もあるような気がします。

 

ヨーロッパ人のサルサレッスンだと、最初にペアを組んだ相手とずっと替わることなく練習することが何回かありました。

だから、ペア参加でない人はレッスン前に気に入った相手を見つけておくことも多い。

 

上手い人同士で参加した場合、ローテだと初心者と組んだり、相手にあぶれて時間をロスするのが嫌というのも解るけど…

 

私はやっぱり練習パートナーはローテーションするべきだと思います。

さらに、フリーダンスの時も上手い下手であからさまなパートナー選定もするべきじゃないと。

 

私は遠慮する性格なんです。

プロを始めとする上手い女性、綺麗な女性は引く手あまたな為、一度も踊ることなく帰る場合が多い。

親しいプロダンサーが相手であっても、参加者が大勢いる場合は一通りの男性アマチュアが踊り終わるパーティー終盤までは誘いません。

 

ダンスパーティーの異性ダンサーや、練習パートナーは貴重な資源。

独占禁止!