教えるは学びから
今年の踊り納めは、12/28(土)のタンゴレッスンでした。
せっかく掴みかけたタンゴ感覚を忘れないようにと、今年最後のレッスンを受けてきました。
ここの先生は私と同類。
基礎や身体の使い方に関しては、すごく細かいところにまでこだわります。
ジャンルに限らず、私はこの教室ほど細部にこだわるレッスンを受けたことがありません。
注意を払うべき事柄が多いので、一点に集中し過ぎると他方が疎かになる。
疎かになるどころか、忘れてしまうのは年のせいか…
パターンは全然やりません。
何かテーマを決めたら、それを実行する為の骨格や筋肉を部位的に分けて使う説明を受け、ひたすらトレーニングします。
最初はやれなくても、わざと何も言わないでやらせておく。
そして段階的に注意事項を加えてトライ。
ちゃんと全てやり切れば「こんなに違ってきますよ。」という完成形を目指します。
忍耐強い先生です。
私はダメ。
早い段階でできないと、つい先走っちゃう。
先生が段取りした手順の先にある部分を質問してしまうのです。
先生にとって私は、
なまじ知識や経験があるが為に、先取りしたがる嫌な生徒でしょうね。
それでも、レッスンに入る前に質問すれば、それを課題に取り上げてもらえるし、レッスン後の練習時間にも細かいアドバイスをもらえます。
私はパターンを教わるより、自分を律するためにレッスンを受けたいタイプなので、近くにこういう先生がいてくださって本当にありがたいです。
こういう他ジャンルで得た技術や気付きは、サルサやWCSを踊る時に直接役立つだけでなく、自分の理論を有機的に広げていくヒントにもなります。
より良いレッスンを作る為に、私自身も多くを学んでいこうと思っています。
来年もよろしくお願いいたします。