ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

WCSは限りなく敷居が低い


https://youtu.be/Y79GPbKUQWE

 

何気なく見た動画なんですが、超〜大当たりでした。

 

この2人。
その場のくじ引きで選ばれたペアだと信じられますか?

(どうでもいいことなんですが、衣装が合わせたようにマッチしてます。)

 

さらには、予め自分たちで選んだ曲ではなく、たまたま掛かった曲を聴きながらアドリブで踊ってるって信じられますか?

 

特に彼女のフォロー力には感心させられます。


・リードに応える動きをしながら、

・曲に合わせたスタイリングを入れ、

・リーダーがコールする遊びに対し、120%の返しをする。


時おりギャラリーから歓声が挙がりますが、彼女のレスポンスが素晴らしいので、思わず声が出てしまうのです。

 

WCSの世界には、有名でなくても凄いダンサーがたくさんいます。

 

WCSでは、協会が認定する競技会に出場し、良い成績を獲るとポイントが与えられます。

この通算ポイント数で、カテゴリーが上がっていくのです。

 

簡単に日本流にいうと、

初級、中級、上級、オールスター(名人)といった具合。

 

オールスター級なんて、ごく僅かの限られた人たちと思ったら大違い。

 

有名無名併せて、文字通り星の数ほどいるのです。

 

日本にいると、それを実感することは難しいのですが、アメリカやヨーロッパだとそれほど大きなイベントじゃなくても、技術はもちろん、アドリブ力とウィットに富んだダンサーの演技を普通に観ることができますし…

 

かの地に行けば、男女ともそういうレベルの人たちとも気軽に踊ることができます。

 

なぜならば、WCSの世界はジェンダーレス。

マナーとして男女の区別や差別はありません。

 

見たことない東洋人のおっさんである私に対して、上級、オールスターレベルの女性の方から、「踊りましょ。」と声を掛けてくれるのです。

 

こんな敷居の低いペアダンス、ありますか?

 

もっと早くWCSに出会いたかった。