凄いダンサーがわんさか
二人ともノリノリで踊っているので、リード&フォローの点ではちょっと粗いけど、「これぞ、アドリブダンス!」といったペアダンスの魅力がたっぷり詰まった演技です。
やっぱり、ペアダンスの醍醐味はパターンではなく、ステップですね。
うちのレッスンでも練習する、Kick(Point) and Ball-change, Chugs, Ronde, Swivel...などが次々に出てくるので参考にしてください。
と、ここで Laureen という人が気になったので他の動画も漁ったら、驚くほどキャリアが長いことが判りました。
しかも、二人は元々30年近く前からペアを組んでいた時期もあったほどの間柄。
フォロワーの Laureen は、リーダーが次に何をやりたいかは瞬時に判るはずです。
だから、あんなに弾けて踊っているのでしょう。
ギャラリーの方もそれをよく知っているので、二人が踊りやすいであろうモータウンをリクエストしてました。
他にも、彼女の美しいスタイリングや高いミュージカリティーがよく表れた動画がありました。
2:38の音に合わせた動きは、特に素晴らしいですね。
ああいうのは咄嗟の思い付きでやるんですが、ペア同士の思惑と音が見事にマッチすると、本当に気持ちいいです。
彼女の表情からも、想像以上に上手くいった!というのが読み取れます。
ちょっと調べれば、チャンピオンクラス、オールスタークラスのダンサーがいくらでも見つかるアメリカ。
レベルの高さだけではありません。
幅広い愛好者層を持つアメリカでWCSを踊れることは、それだけで大きなアドバンテージになるでしょう。
こうして動画を観ることくらいしかできない私からしたら、本当に羨ましい限りです。