ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

リチャード・ギアは凄い

Youtube でアクション邦画の予告編を観ていたら、関連リストに「Dirty Dancing: Havana Night」の、主人公が街で出会う場面がありました。

Diego Luna が独りで踊るのを見たら、記憶していたより上手かったので驚きました。

 

ところが、

独りダンスでそれなりの見栄えがする人でも、ペアで踊るとなるとまったく勝手が違うものです。

 

ペアで組むと腕だけでなく、肩がものすごく上がってしまう人が多いのですが、彼もそうでした。

ペアダンスの基本姿勢は難しいですよね。

 

他に紹介されていたのが、リチャード・ギアの「Shall We Dance?」。

 

オリジナル版は何度もテレビ放映されたので、あらすじは知っています。

米国版は一度しか観てないので、ほとんど覚えていません。

でも、リチャード・ギアはかなり上手かった記憶があります。


https://youtu.be/b24a_2NPleg

これは競技会出場よりずっと前の段階、夜遅く教室に行ったら、悩みを抱えていたジェニファー・ロペスがいて、二人で踊ったことで彼女の気持ちが晴れる…というようなシーンだったでしょうか。

 

ここでのギアは、めっちゃフレーム感が強い。

立ち姿だけ見たら、ダンスの達人に見えます。

 

ただ、腕力が過ぎます。

演出に従っただけなんでしょうが、もしこれで本当に踊ったら、フォロワーはきついですね。

 

でも、これほど踊れたら、凄いです!

実際にペアダンスを趣味にしている男性でも、これほど “気” が入った基本姿勢を作れる人は多くないでしょう。

 

ちなみに、初級クラスの人が普通に踊ったら、これくらい。


https://youtu.be/d7V9liYn-IA

ここでは習い始めの設定ですが、

もし、これほどの姿勢と重心を作れる人がクラスに入ってきたら、先生はウハウハ喜んじゃうことでしょう。

 

現実的には、これが普通です。


https://youtu.be/EN7oS1mY4sk

姿勢を良くしろ!

フレームを作れ!と、いくら注意されても、ここから抜け出すのは至難の業です。

 

そして、クライマックス。


https://youtu.be/FaSlQP79M-M

 

教室の友人役の人は元々の経験者としか思えない上手さですが、リチャード・ギアもこの映画の為に準備しただけだとしたら、凄いダンサーだと思います。