リチャード・ギアは凄い
Youtube でアクション邦画の予告編を観ていたら、関連リストに「Dirty Dancing: Havana Night」の、主人公が街で出会う場面がありました。
Diego Luna が独りで踊るのを見たら、記憶していたより上手かったので驚きました。
ところが、
独りダンスでそれなりの見栄えがする人でも、ペアで踊るとなるとまったく勝手が違うものです。
ペアで組むと腕だけでなく、肩がものすごく上がってしまう人が多いのですが、彼もそうでした。
ペアダンスの基本姿勢は難しいですよね。
他に紹介されていたのが、リチャード・ギアの「Shall We Dance?」。
オリジナル版は何度もテレビ放映されたので、あらすじは知っています。
米国版は一度しか観てないので、ほとんど覚えていません。
でも、リチャード・ギアはかなり上手かった記憶があります。
これは競技会出場よりずっと前の段階、夜遅く教室に行ったら、悩みを抱えていたジェニファー・ロペスがいて、二人で踊ったことで彼女の気持ちが晴れる…というようなシーンだったでしょうか。
ここでのギアは、めっちゃフレーム感が強い。
立ち姿だけ見たら、ダンスの達人に見えます。
ただ、腕力が過ぎます。
演出に従っただけなんでしょうが、もしこれで本当に踊ったら、フォロワーはきついですね。
でも、これほど踊れたら、凄いです!
実際にペアダンスを趣味にしている男性でも、これほど “気” が入った基本姿勢を作れる人は多くないでしょう。
ちなみに、初級クラスの人が普通に踊ったら、これくらい。
ここでは習い始めの設定ですが、
もし、これほどの姿勢と重心を作れる人がクラスに入ってきたら、先生はウハウハ喜んじゃうことでしょう。
現実的には、これが普通です。
姿勢を良くしろ!
フレームを作れ!と、いくら注意されても、ここから抜け出すのは至難の業です。
そして、クライマックス。
教室の友人役の人は元々の経験者としか思えない上手さですが、リチャード・ギアもこの映画の為に準備しただけだとしたら、凄いダンサーだと思います。