ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

幸せも不幸せも伝染する

幸福につながる大きな素因に友人関係があります。

 

幸せを運んでくれる良い友達を持つのと、悩みの種になるような悪縁の友を持つのでは大違い。

 

番組で紹介された調査によると、

幸せな友人が一人増えると、自分も将来幸せになる確率が9%上がり、不幸な知り合いが一人増えると幸せになる確率が7%ダウンするそうです。

 

幸せ、不幸せは人に伝染するのです。

幸せになりたかったら、幸せな人と付き合うこと。

 

ただし、遠くにいる友達では意味がなく、普段から頻繁に会う機会がある、1マイル(1.6キロ)以内に住む親密な友達であることが条件だとか。

 

私には、サルサをするようになってから知り合った友達が、偶然にもうちから歩いて5分もかからない所に住んでいるのですが…

彼女とはラテンバーでたまたま知り合い、友達としてサルサを教えることで付き合いが始まりました。

以来、損得に関係なく付き合ってきたのですが、結果的にはとても助けられることが多くありました。

彼女が今、幸福かどうか知りませんが、私の幸福感の何%かは確実に彼女によってもたらされています。

 

ちなみにSNSでの友達の多さは、リアル生活での幸福度とは比例しないといいます。

ネット上に知り合いが何百人いようが、アップしたものにいくらイイネ!が付こうが、所詮は自己満足に過ぎません。

いざという時に親身になってくれる友達がリアル生活に一人でもいることの方がずっと重要なのです。

 

一般的にSNSは「イイネ!」の返礼と期待で成り立っています。

自分をよく見せようと思うと、どうしても上辺だけの取り繕った言葉のやり取りになりがち。

それが過ぎると、お互いの言動が本来の自分や相手とは乖離したものとなり、結果的に信頼を損なうことにもなりかねません。

 

まずは、SNSにつなぐ頻度と精神的依存にブレーキを掛ければ、リア充自慢したい気持ちも自然に収まります。

 

一方、リアル生活の中では誠実さを軸に人と接していくと、やがては自分の周りにいる人たちの中で信頼を置ける人が、越し網ですくうがごとく浮かび上がってくるでしょう。

 

信頼が信頼を呼び、幸福感も共有できる。

友達は数より質です。

 

パートナー、親兄弟、そして近しい友人との良い関係こそが、本当の幸せに近づく一番の秘訣のような気がします。