ペアダンス、娯楽かスポーツか
4年前の3月、韓国でWCSを踊っていた時に右手のひらの腱が断裂したのですが、その時の様子がFacebookの過去の出来事として出てきました。
今はほとんど不自由を感じませんが、当時は半年以上まともに右手リードができませんでした。
不思議なのは切れた原因。
思いっきり引っ張ったわけでも、引っ張られたわけでもない。
超上手い女性を相手にした時。
手には関係なく、彼女が満足し得るレベルのボディームーヴメントをしようと全身の全神経に意識全開で伝令を送ったら、バチン!って手が破裂したような激痛が走った!
物理的な力じゃなく、神経的な緊張感であっても筋肉には大きな負荷になり得ることが解りました。
それほど神経と筋力を使うフリーダンスは、そういう種類のフォローをしてくる女性が相手の時だけ。
ただ、欧米の女性は上級アマやプロでも「アミューズメント」としてのダンスを前提として接してくるのに対し…
韓国のダンサーはサルサでもWCSでも、
そして、男性でも女性でもアスリートのような真摯さで踊る為、こちらもそれに応えようと頑張り過ぎてしまうところがあります。
日本のダンスシーンも技術志向が高いのは同様ではあるのですが、韓国人は特に激しい。
あと、日本のペアダンス界は韓国より年齢層が高いので、あそこまで向上心を持って頑張り続けられない。
私自身、右肩上がりの意識いっぱいで頑張ってた頃は韓国での空気感が心地よくて、あちらで踊る機会を欲してましたけど…
それが無くなった今は、、
きっと同じ女性と踊っても、こちらの意識変化を感じ取って緩いフォローをしてくるような気がするのです。