ダンスクラシックに来るのってどんな人たち?
大きく分けて3種類かな。
一つはハマチャチャみたいに、決まったステップを揃えて踊る人たち。
近年はレッスンもあって、当時を知らなくても踊る人が出てきてるみたいだけど、基本的にステップ知らない人とは相容れないので、店中そういう人たち!っていう場合以外は壁作って孤立しがちみたい。
もう一つは、ステップ揃えるというより、パラパラみたいな手振り中心で揃えたがる人たち。
80年代後半からのユーロビート全盛以降のマハラジャやジュリアナ、ヴェルファーレ時代にディスコ通いしてた層。
そして、揃える文化を持たない私みたいな無頼派。
一番多そうで、実は一番肩身が狭いのが、
私たちみたいに自由に踊りたい普通の人たちなのです。
ダンスクラシックのイベントやパーティーに集まる客というと、40〜50代前後が一番巾を利かせているように見えるんですが、この年代は正にバブル期のお立ち台世代以降の「最後のディスコ狂い」。
そして、彼らの踊りは手振りなので、心肺機能や筋力が衰えた今でも踊ることができる。
これが実は大きい!
だって、その上にあたる「ナイトフィーバー」世代は60代に入ってて、もう当時の動きは再現できないのです。
お立ち台世代の下だと、ハウスやドラムンベースなどのクラブ世代になってしまうので、ダンクラには来ません。
ということで、今のダンクラに金を一番落とすのは、ディスコディスコしたナイトフィーバー世代じゃなく、お立ち台世代。
今回のイベントだけでなく、大阪のマハラジャや今までのダンクラでも大体が同じ傾向が見て取れました。
一番いい時間帯に掛かるのはユーロビート。
こういうシステム。
私のように無頼派の中でもファンキーしたい70〜80年代前半派は、背広着て来るお立ち台世代がまだ他所の店で食事や酒飲んでいるスタート直後のガラガラのフロアーを狙うしかないと悟りました。