ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

客が悪いサウナにする

湯守座の休憩エリアにはいろんな漫画や雑誌、書籍が置いてあります。


初めて「マンガ サ道」を読みました。
頷けることが多く書いてある。

 

良いサウナは施設側だけが作るわけじゃないね。
「良いサウナは客が育てる」という話があったけど、、

客が悪いサウナにするケースがとても多いと思う。

 

ちょっと前に、ビショビショに濡れた状態で入ってきた奴がいたと書いたことあるけど、これなんか最悪!
逆に出ていく時に、周囲の人に汗を滴り落としていく奴!
喋る奴もダメだし、結構多いのが、出入りする時に扉を開けっ放しにする奴。
あと、たとえストッパーが掛かるまで開けてなくとも、サウナを利用する人間なら、ドアクローザーの力でゆっくり閉まらせずに即座に自分の手で閉めろと言いたい!

水風呂の入り方も気を遣いたい。
掛け水をするのはもちろんだが、勢いよく掛けすぎて近くを通る人や浴槽にいる人に飛沫を浴びせて平気な奴にはレッドカードを突き付けたい。

 

普通の風呂でも迷惑客はいるけど、サウナでの迷惑行為はよけいに目立つから困る。
嫌な客がいるとサウナ利用せずに風呂だけ浸かって帰ろうという気になってしまう。
同僚意識が芽生えるほど良識あるサ道有段者ばかりの風呂屋だといいんだけどね。

フォローはへりくだる気持ちから

私の理想ダンスは、サルサでもバチャータでも決まったステップを踏まずにフリーステップで踊ること。
それをフォローするにはコネクション変化を感じ取って、瞬時に体重移動できないと対応できないのですが、うちのパートナーはしっかりと噛み合う動きをしてくれるので本当に助かります。

 

私の場合、4年くらい前にそういう踊り方を始めて、広島で初見の上手そうな女性にも部分的にやってみたら結構通じたのです。
それからはどんどんエスカレート。
さすがに他の女性に対して全くのフリーステップで踊ることはしませんが、私の踊りの構築要素はあくまでもステップ移動。
ワザに楽しみを見出すことはないので、しっかり前後に移動してくれる女性が好きなのです。

 

今日、初めて見る女性と踊ったら、できる限りリーダーのステップを感じて動こうとしてくれるのを感じたので、私には珍しく空いている時に話し掛けてみました。
そしたら普段はNYに住んでいて、帰省中にたまたま名古屋に遊びに来たのだそう。
道理でテイストが違うわけです。

 

上手い下手とは別に、「リードを感じとろう!」という意識の有無は絶対に踊りに表れます。
これさえあれば、フォロー技術が抜群に上手くなくても、衝突感なく動けるので、少なくともお互いに不快感なく踊れます。

反対に自分が習った踊り、自分の練習を積み上げたものに囚われ過ぎる女性と踊ると、リード&フォローの中に衝突するような不具合を感じる頻度が増えます。

この衝突感を別の言葉で言い表すなら、ベーシックを司る基本姿勢やステップ、ボディームーブメントの噛み合いの悪さが不要なノイズやコンプレッションとなって出現すること。

 

一言でいえば、「コネクションが悪い」。
コネクションさえ良ければ、二人でベーシックを踏むだけだったり、位置を入れ替わったりするだけで十分に楽しいはずなのです。
逆にコネクションが悪いと、何をやっても楽しくない。

 

リーダー側のワガママととる女性もいるかもしれませんが、リーダーをフォローしようという、いわば謙る(へりくだる)気持ちは、お互いに一曲を楽しく終わらす為には絶対に無くてはならないものなのです。

異なるジャンルを同じ感覚で踊る

ペアダンスを始めて足掛け19年になります。

前半の10年はずっと右肩上がりの中で、本当に楽しいダンスライフを過ごせました。

楽しいことは楽しいんだけど…

 

技術的にどんどんレベルが上がっていくうちに、このまま多回転とスピードのダンスを続けたとして、そこに満足感を得続けることはできるのだろうかという疑問を持つようになりました。

 

それがWCSへの転向のきっかけです。

ワザの数や難度ではなく、曲とパートナーと自分との融和。そこに機転を利かせた遊びを入れて、パートナーと無言の会話を楽しむ。

 

WCSは決まったベーシックや、ワザの足型がありません。

その時その時の状況に合わせてアドリブでバリエーションを選ぶこともできます。

それは意図してというより、突発的、無意識的な変化です。

 

そんなWCSを踊るうちに、WCS自体への意識も変わっていきました。

突き詰めるところは「移動ステップの同期」。

パートナーと同じステップで移動し続けたい。

 

これが可能になれば、ステップカウントに左右されないので、WCSだろうが、サルサだろうが、バチャータだろうが、タンゴだろうが、ブルースだろうが…

すべて同じ共有感覚の下、同じコネクションと同じステップを使って踊ることができます。

 

私にとっては病気、コロナ、親の介護…などで、踊りに充てる時間が全くといっていいほど失くなってしまいましたが、

私のダンスライフの残された時間は、すべてのダンスを同じ感覚、同じリード意識で踊れるよう、これをテーマにしていきたいと考えています。

頭の中を支配しようとするダンス

WCSは憶えた踊り方で終わらないのがいい。

発展性のダンス。
自分で考え得るマイダンスの域の外に勝手に連れていってくれる。
・曲によってバリエーションが勝手に湧いて出てくるし、

・パートナーがスタイリングや遊びを入れると、連鎖するように今までやったことのない動きや返しが自然にできてしまう。

・多種多様な音楽で、そして多種多様なバックグラウンドを持つパートナーと踊る為、同じパターンや動きをしても、その先の展開を全く読むことができない。

 

これほどミステリー要素が詰まったダンスは他にはお目にかかれない。

 

ダンスフロアーではない場所で良い曲を耳にすると、つい踊っている姿を想像してしまう。

こうスタートして、このパターンに繋ぎ、こうして、ああして…

 

ペアダンスでありながら、インディビジュアル要素を多分に持つダンス。

踊っていない時でも、頭の中を支配しようとする恐ろしいダンスでもある。

ブルースは8カウント×6

普通、我々が踊る音楽はカウント割りすると、8カウントが4つとか8つで区切れることが多い。

 

ところが、ブルースの場合は8カウントが6つで区切りが来る。
それは前から知っていたのだが、なぜかは解らなかった。

 

実は簡単な理由だった。

ブルースのコード進行が12小節で完結するからである。
8カウントは2小節なので、12小節は8×6になる計算。

ブルースが、何を聴いてもブルースだ!と判るのも、多くのブルースがこの小節枠でできているどころか、コード進行自体が全く同じ場合が多いからである。

ブルースを演り、ブルースを踊る

高校の時、クラス名簿の一つ前がギターがメッチャ上手いやつで、他にもロック好きなやつと横つながりで知り合い、バンドを組んで文化祭で披露した。

 

その頃はキッスとかエアロスミスみたいなアメリカのハードロックが好きだったので、レパートリーも割とシンプルでコピーしやすくて助かった。


理論とか全然知らず、今みたいに楽譜があるわけでもなく、技術解説する本も動画も無ければ、速度調節できるプレイヤーもないのに、よくコピーできたもんだと思う。
カセットテープに録音して、ひたすらリピート再生して弾きたいパート音を口ずさみ、ギター指板の上で音を探した。

 

ロックンロールとかブギーっていう音楽のギターは音を歪ませ音圧を上げて鳴らすので、6本あるギター弦すべてを弾いてしまうとうるさくて仕方ない。
コード(和音)弾きであっても、音は2つしか鳴らさないなんてことも多い。
そういうのをパワーコードと呼ぶことを、40年以上経って知った。

 

今さらながらの基礎練習。
ブランク長いから当然、悪戦苦闘。
それより今は我流ではなく、しっかり音楽理論や基礎技術の理解の上にトレーニングしているので時間は掛かるけど、「ああ、これはこういうことだったのか。」と腑に落ちることが多くあって楽しい。

 

シンプルなロックは高校の頃までで、それ以後は聴かなくなったけど、今また演奏するなら当時やっていた音楽のさらに源流といえるブルースからやるのが筋道だろうと考えた。

ブルースの理論なんて興味もなかったが、しっかり知った上で演奏すると頭に入りやすい。
きっとブルースで踊る時にも、身体を動かす原動力となるパッションに違いが出ると思う。

 

WCS踊りたくて仕方ない。

韓国映画『非常宣言』

今日はセントレア空港で爆破予告の飛行機が緊急着陸の騒ぎがあって、名古屋のニュースでもひっきりなしに取り上げられていました。

一方では、ゼロコロナ政策が緩められた中国で春節大移動が始まったというニュースも。

 

たまたまそんな日に、航空機を使ったバイオテロ映画「非常宣言」を観てきました。
ソン・ガンホイ・ビョンホンという二大スターによるダブル主演作。
ハ・ジョンウとイ・ビョンホンによる「白頭山大噴火」よりリアリティーがあって面白かったです。

 

飛行機は密室であると同時に、そのものが大量殺戮の凶器になり得るので、いろいろなサスペンス映画の題材に使われてきましたが、意外にも本作は犯人との格闘や頭脳戦ではなく、機内と地上双方がいかに困難に立ち向かい、解決させるかを描いた群像劇。
大傑作ではないけど、秀作といえる一本でした。

ギターその後 vol.2

1)ブルースギターの習得もいいけど、それよりはまず基礎をやり直そうと思い、フォークギターを始めた当時と同じく、コード名を見ただけでオープンコードを押さえてきちんとした音を鳴らせるよう練習している。
もちろん単音も、指板を上下左右に行ったり来たりする運指練習を欠かせない。

2)40年前に使っていたギターエフェクトが3つ出てきた。
・音を歪ませる、オーバードライブ。
・音に拡がりや揺らぎを加える、コーラス。
・ワウワウと鳴り方が変化する、オートワウ

まだ他にも、複数の効果を組み合わせられるやつもあったけど、別の場所にしまい込んだようで、今回は見つからない。

早速、電池を買い、40年間使ってなかったギターアンプに繋いで鳴らしてみた。
ちゃんとした音が鳴る!

3つのうち2つは入れっ放しだった電池の中身が漏れて外装が汚れたり錆びたりしていたが、しっかり可動することに驚いた。
しかも、今から考えると安価なコードで繋いだのにノイズが出ない。

昔の日本製品は丁寧に作ってあることを改めて知った。

ペアダンス布教活動

新年明けて3日目、横浜に住む昔のブレイクダンス仲間から電話が掛かってきました。

 

ただの新年の挨拶かと思ったら、3月にジャズやブレイクのインストラクターやチームメンバーで集まってパーティーをするから、是非来て欲しいという誘いでした。

 

小さな集まりで踊りに行くことはちょくちょくあると聴いてましたが、今回のは還暦を迎えるメンバーが何人もいるみたいなので、事前に連絡しあって貸し切りのパーティーを開くことになったそうです。

 

現役時代の動きとあまり変わらない私のディスコダンス動画が出回ったこともあって、踊って欲しいというリクエスト付きでした。

 

どうせ人に見せるなら、ディスコダンスよりWest Coast Swing を踊りたいです。

 

学生の頃、私がよく行っていた名古屋、栄のディスコ「カーニバル」では、深夜になり人が引いた後のフロアでジルバを踊るペアがいたものです。

その頃は難しそう!と思い、羨望の眼差しで見ていました。


ところが、いくつもペアダンスを経験してきた今は、ジルバはペアダンスの中でも最も取っ付きやすいシンプルなダンスだと判りました。

 

ペアダンス。

そりゃあ、ジャズダンスやHipHopなど普通に一人で踊るダンスも面白いのですが、人生における影響度でいったら絶対にペアダンスの方が強い力を持っています。

 

一旦ハマったら、その度合いが違う。

しかも男は女を、女は男を、練習相手として欲するので、ブサイクだろうが貧乏人だろうが踊れさえすれば異性と親密に過ごす時間を得られる。

 

これで人生に影響しないワケがない!

上手くなればモテるし、ダンスパートナーとしてばかりじゃなく、人生の伴侶となる相手を見付けることだって可能です。

 

メンバーの中にはハマチャチャやハマジルを踊るのもいると聞きましたが、「どうせ踊るなら、ジルバを踊れ!」とけしかけ、簡単なステップレッスンをしてこようと考えています。

ギターその後 vol.1


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1)もったいないことした!
チューニングするのに一度だけ使ったギターアプリ。
1週間の試用期間内に打ち切るのを忘れて一昨日780円引き落とされた。。

 

2)発見!
4弦9フレット目のシ(B)の音。ここを弾くと、弦が10フレットの桁に触れて僅かにビビリ音が混ざる。
今までのギターでは経験ない。いや気付かなかっただけかもしれない。経験値よりも年の功というのは確かにあり得る。

返品を願い出るほどの問題でもないが、こういう点が値段に反映するのかな。