笑顔のダンス
先週末、相方と連れ立って2回目のタンゴレッスンに行ってきました。
私たち以外の生徒さんは女性が4名、男性が1名。
女性の中に、私が去年レッスンを受けた際に一緒だった方がみえて、レッスン後も教室に残って少しお喋りしました。
彼女が言うには…
最初に私と相方が組んでウォーキングを始めたのですが、それを見ただけでサルサをやってる2人だと判ったそうです。
私はてっきり、足の運び方か上半身のフレームの作り方に特徴が表れていたのかと思って判断理由を訊いてみたのですが、その答えは笑ってしまうほど意外なものでした。
それは、私たちが笑っていたから。
サルサでお会いする方によく言われるのですが、私も相方も踊ってる時はすごく笑うそうです。
ダンス教師を生業とする相方はともかく、趣味の延長として金儲けを考えていない私は、組んだ方や周囲の目を意識したり、イメージを気にすることはありません。
私のモットーは、「好きなことだけを好きなようにする」。
踊っている時は営業用の顔は用意しません。
私は体調が悪くない限り、レッスンを受けたり、退屈な基礎練習をしてる時でも、嫌だなーとか辛いなーと思ったことは滅多にありません。
言い換えると…
好きじゃないダンス、あるいは気分が乗らないタイミングでのダンスはたとえお付き合いでも踊らないので、踊ってる時はいつも楽しいのです、レッスンでも練習でも。
それが顔に表れるようです。
もちろん、パートナーとなった女性が良いフォローをしてくれてる時は、その気分の良さが顔の表情を何倍も増幅させていることでしょう。
でも、実をいうと、サルサよりWCSの方がずっと笑顔が多いダンスなんですよ。
WCSはリーダー、フォロワー双方に自由度と表現の多様性を与える踊り。
・ミュージカリティーを感じさせる動きやスタイリングを入れた時
・ユーモアやウイットに富んだ遊びを入れた時
・ミスになりそうだった所を機転を利かせて、リカバリー以上のパフォーマンスに昇華させた時…
一度、ダンサーたちの表情に注目してWCS動画を観てください。
一曲の中に、先ほど挙げた場面が連続するので、ほぼ最初から最後まで二人が笑顔で踊り続けることが決して珍しくないことが判るでしょう。