ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

ダンスと共に生きられる幸せ

サルサ初日。

2コマあるレッスンのうち、最初の初級クラスを受けたのですが…

 

最初に基本の足型、途中で相手と入れ替わる足型、この2つを教えてもらっただけで、1時間ほぼ放ったらかし。

相手もなく、ひたすらシャドウを踏むだけ。

それが合っているのか、間違っているのかも判らず…

 

習った物がどういうものなのか、後で振り返ることもできないほど何の記憶も残りませんでした。

 

私も今は教える立場なので、初体験者が混じるレッスンの難儀さは理解できるのですが…

 

というわけで…

ただの振り移しじゃなく、動きについての説明をきちんとしてくれる先生を求めて半年ちょっと、毎週末 On1サルサのレッスンを受けました。

 

そのうち、自分ならではのスタイルで踊りたいという気持ちが強くなり、レッスンを受けるより、練習パートナーとなった今の相方と二人で自分の踊り方を作り上げる形に変わっていきました。

 

それは、On2サルサ、WCSに転向してからも同様で、誰か特定の先生の下について教わることはありませんでした。

 

世間一般に広まっていること、先生に教えられたことでも、疑問点が晴れない場合は、自分たちで考えたことを基に理論を組み上げていきました。

 

Shall we ダンス?」はコンペに出場することを目標に頑張るストーリーでしたが、私の場合はただただ上手くなりたかった。

 

今も昔もパフォーマンスには興味がありません。

賞が欲しいわけでも、人に知られたいわけでもない。

 

新しいダンスでも、流行っているというだけでは目が向きません。

自分の審美眼で「美しい!」と思う物しか踊りたいと思わないのです。

 

その時点、その地域でマイナーな物ばかり探してくるので、同志もなかなか集まりません。

 

いつも興味の対象は商売にできる物ではないので、自然と広げることより深度を求める方向に向かう。

 

幸い、価値観を同じにする人、私のスタイルを好いてくれる人、私と踊りたいと言ってくれる人は少ないながらも常にいてくれるので、こうして単なる愛好家ではなく、ダンスを提供する側に居させてもらえてます。

 

本当に感謝、感謝です!