ダンスインストラクターじんじんの日記

Salsa, West Coast Swing のインストラクターじんじんが思いのままをつづるブログ

大阪のサルサリーダーは大阪女性が育てる

先日、ローカルサルサから名古屋に帰る車中での会話。

 

「大阪のOn2リーダーは割合からいって、上手い人が多いね。

東京のように難しい技をいっぱい使うというのでもなく、相手の女性を緊張させずに楽しませる遊びに長けた上手さを感じる。

と言って、大阪の女性に言わせるとレッスン大好きで通う男性は少ないらしい。

どうやって上手くなるんかねぇ…?」

 

その時は答えが見つかりませんでしたが、後で解りました。

 

10年以上昔。

私がOn2に目覚め、大阪に月一で行き出した頃。

名古屋の男性から「大阪の女性はすぐに断るから恐い。」という話を聞いたことがあります。

 

私は大阪で断られた経験が無かったので、そうかなーと半信半疑でしたが…

(今思うと、私はそのフロアーにいる女性全員と踊ろうなどとは考えませんし、手が空く暇が無いくらい誘われ続ける女性も避けて、慎重に相手を選ぶので、断られ難かったのかもしれません。)

 

今現在、感じる大阪のOn2女性の一番の印象は「踊りたいと思った男性には、自分から躊躇なく誘いに行く積極性」です。

 

きっと自分の気持ちに正直なんでしょう。

見栄とか恥ずかしさのように他人の目や感情を意識するより、自分がしたいことを優先する。

 

だから一方で、踊りたくないと思った男性に対しても正直に断る強さがあるのかもしれません。

 

私個人としては、女性はソーシアルで断る権利を行使しても良いと思います。

 

私なら、嫌々踊られるくらいなら最初から断ってもらった方が後腐れなくていい。

 

東京は知りませんが、名古屋の女性は優しいです。

優しいと同時に、男性から誘われなくなるのを恐れる気持ちも強い。

良い意味でも悪い意味でも本心を隠す。

 

でも、それがリーダーの進歩を妨げる方にも働く。

 

大阪女性はきついので、ひどく下手な男性はいつまでも下手なままだと総スカンを食う。

頑張って上達するか、諦めて止めていくしかない。

 

また、大阪で誘いを断れる女性は自分に自信を持っているのでしょう。

女性陣から不評な男性の誘いを断ったからといって、自分が踊れなくなるとは考えない。

そんな女性に釣り合う実力を持つためにも、初心者は初級へ、初級者は中級へという道程を目指す。

 

だから上手いリーダー、女性から評判の良いリーダーが増える。

 

韓国と一緒。