たどり着いたのはパラレル世界
全国の大半の地域で宣言解除となりました。
ネット上やニュース映像では、「以前の生活に戻れる。」というような発言を見かけることがありますが…
ウイルスが消えたわけではなく、
地方、都会、どこであろうと、ウイルスが存在するのを前提とした生活様式を強いられるということです。
我々は「以前とは全く別のパラレルワールドにトリップした」と考えるべき。
ワクチンや特効薬が行き渡るまでは、ソーシアルディスタンスは継続されます。
いくら人気の飲食店であっても、席の間隔は狭められないので、売上維持の為には不景気であってもそのうち値上げされるはずです。
非現金払いが広く一般化されます。
通販やデリバリーが増え、運送業の疲弊から料金が上がります。
対人の飲食やサービスには、掃除や消毒の手間と人手がずっとつきまといます。
物が持つ本来の価値にこれらのコストが加算され、やはり値上がりします。
一方、我々ペアダンス愛好者にとっては相変わらず苦しい時期が続きます。
少人数のレッスンなら、各自が緊張感を持つことを前提に再開できるでしょう。
しかし、酒を飲みながら不特定多数の男女が集う箱型ソーシアルに行くことを、会社などの関係ない人に堂々といえる雰囲気はもうありません。
法や条例で禁止されなくとも、狭い店はアングラ化するでしょうし、以前ほど集客できない中でテナント料を払っていくのは相当厳しいはず。
ワクチン開発が思うようにいかない場合、
バーやクラブは不特定多数がダンスする場ではなく、ペアやグループで訪れた客同士で楽しむのをメインとして整備し直す必要があるかもしれません。
参考記事:「パンデミック後」