進化し過ぎると… 1
私は仕事とか勉強よりも趣味に生きがいを見い出すタイプで、時期時期によっていろいろな趣味を持ってきました。
中学時代から音楽を聴くのが好きで、高校の文化祭でバンドを組んでからは聴くことと同じくらい演奏にも興味が湧きました。
社会人になりパソコンを買ってからは、独りでも演奏可能なDTM(DesTop Music) にハマり、機材を揃えて楽曲制作に勤しみました。
と同時に、当時テレビ放送されていた「ソウルトレイン」に刺激されてディスコで踊り、遂にはジャズダンスのインストラクターになりました。
音楽制作とダンスはうまい具合に絡み合う趣味でした。
仲間同士で人を集めるパーティーを開き、ショーのBGMを自作することができました。
その後、本職としてのダンスからは離れましたが、音楽制作の趣味は続けると同時に、冬は休みの度にスキーに出掛けるようになりました。
そして、2004年の暮れ。
サルサダンスに出会い、その週からスキーには二度と行くことがなくなりました。
同時に音楽制作も一切止め。
サルサからWCSへの転向はあったものの、ペアダンスからはもう足を洗うことはないと思っていました。
が、ここに来てのコロナウイルス禍。
家に閉じこもっていてもできる趣味として、再びDTMを始めることにしました。
そして、最新のパソコンと音楽制作ソフトを買ったはいいけれど…
16年のブランクは大きかった。
パソコンでできることが飛躍的に増えた為に、ソフトの機能が多過ぎます。
錆びた頭ではなかなか覚えられません。
昔の機材は高価でしたが、今も使える物は限られています。
周辺機器のセットは一万円台で揃うので、新たに購入してもいいのですが…
果たして、このまま趣味としてやっていけるのか自信が持てません。
凝った作品を作れるレベルまで行くには、とことん腕を上げることと最低限の機材を揃えることが必要です。
その意欲がなかなか湧いてこないのは、ダンスももっと頑張りたいという未練なのか、年齢のせいなのか…
で、本題なんですが、長くなるので次のページで。