もう一つ続き
あっ、忘れてたっ!
社交ダンスもNY-On2 も基本的にクローズドで組んで踊り始めます。
リーダーは左手、フォロワーは右手でコネクションを作り、リード情報をやり取りします。
もちろん、リーダーの右手とフォロワーの左手もコネクションとして重要なんですが、
次の動きの指示というより、どちらかというと
「フレーム造り」の役割の方が大きいので、急な負荷が掛かることは少ないのです。
リーダーにとってリード手につながる左肩以外に、右肩も痛めるケースがあることを思い出しました。
NY-On2 のクロスボディーリードは、クローズドポジションで行なうのが一般的ですが、
この時、リーダーの右肩に手を置いたまま手を放さず、肩を引っ張りながら反対側に進む女性がいます。
これ、一曲の中で何度かやられると、肩が抜けるんじゃないかと思うほど痛くなることがあるのです。
ところが、On2 キャリアが長くなるにつれて、不思議とそういう女性に遭遇しなくなりました。
なぜだろう…
そういう癖を持つ女性が減ったから?
単純に、知らない女性と踊らなくなったから?
たぶん、私のクロスボディーのポジション取りが変わったせいだと思われます。
昔は一般の人がやるように、女性の脇に立ってましたが、
ある時から、ベーシックの足位置通り、
女性の進路を塞ぐ形でセンターライン上に立つようにしたのです。
このポジションだと、女性は男性に近すぎて、肩に手を引っ掛ける余裕がありません。
元々、手を引っ掛けていく癖がある女性でも、素直にスッと手を抜いて進んでいくものと思われます。