こだわりの製麺趣味

パスタマシンは早い話、ステンレス板の組み合わせなので、驚くほど安く買えます。
だから個人が趣味で生パスタを作るのは簡単。
一方、日本蕎麦やうどんは手打ちできるので、製麺機は要りません。

そしてラーメン。
日本で昔からあった少加水製麺機には、練る量に応じて営業用以外に家庭用があったなんて初めて知りました。
重要な部品のほとんどが鋳物でできているので、家庭用といっても６万円もします。

インターネットで製麺を趣味にする人たちのことを調べると、麺までたどり着く前にスープや具材をこなしてきただけに、すごいこだわりを持っていることがよく解ります。

私は調理師免許を持っていて、普通の人よりは料理の知識があるので、韓国のサルサ仲間がラーメン店を開くと言ってきた時から相談に乗っています。
その関係で、私自身も各地の店を食べ歩くなど興味を持つようになりました。

私は飲食店に行くといつも、消費者目線だけでなく店側の目線にも立って見るのですが…
ラーメンってシンプルな食べ物なだけに、日本では素人でもうるさい人がたくさんいて、厄介な業界だなぁと感じていました。

しかし、麺まで何万円も掛けて自作する人がいるほどなので、口コミにつらつらと長文を書き込む人がいるのも当然だなーと解りました。