黙浴、黙食で過ごす温泉療養

耳に入ってくるのは水流の音、そして鳥のさえずり（残念ながら録音）。
人の話し声は一切聞こえてこない。
ここは月に一度は訪れる県境、多治見のラドン温泉。

名古屋市内はもちろん、市外であってもある程度の人口がある地域のスーパー銭湯だと大抵、浴槽の縁に陣取って喋り続ける客がいてイライラさせられる。
その点、人口が少ない山あいにある温泉の平日だと、独りか夫婦で訪れる老人客ばかりなので、風呂場では皆、無言でお湯に浸かる。

特にこの温泉。
夕方以降だと仕事を終えた中年くらいの客も入りに来るが、「飛沫拡散の元凶」若い二人組やグループ客は一度も見掛けたことがない。

療養の為の温泉行楽なので、ストレス確率の低い場所を選ぶと毎回、片道１時間を越えるドライブになるのだが、途中で美味しい食事を挟むことでモチベーションが上がる。

今日は初めての店で、日替わりランチ。
サーモンとネギトロの二色丼。こんなに小皿が付いて税込880円。
ありがたいことに目的地近くじゃなく、うちの近所。
しょっちゅう行くことになりそうだ。