体軸、重心、締める、進行性
今日は寝不足の午前中、WCSのプライベートレッスンで基礎とウォーキングを2時間やってきました。
私自身は遊びで踊ることもほとんど無くなってしまったので、大した運動量でもないのに汗だく。
帰ったら散髪に行くつもりだったのに、足が疲れて布団に横になったら夕方まで熟睡してしまいました。
今日、別々に出た話の中で縦軸、横軸、進行性という3つのベクトルに関わるものが一つにまとまるブログ記事があったので、ここに記します。
- 縦軸を真っ直ぐ保ち
- 横軸がぶれたり傾いたりせず
- 進むべき方向に真っ直ぐ進み、帰る時はスピンではなく、元いた方向へ真っ直ぐ
- 正中線上にある胴体の重心に向かって、肉体的(フィジカル)にも感覚的(メンタル)にも内に締める感覚を持ってステップする
特に、4.を意識すれば、足を運ぶ毎に重心が左右に行ったり来たりすることはありません。
旧ブログ、2013年11月2日の記事
『ペアダンスにおける3D構造』
初めて踊る相手とクローズドで組んだ瞬間、「ん⁉︎ お主、ただ者ではないな…。」と分かる時がある。
自分自身が大っぴらにプロの看板を掲げるようになってからは、相手を測る尺度も当然上がってしまったし、キャリアの長い女性とは今までにだいたい踊ってしまっているので、そういう相手にめぐり合うことはほとんど無くなってしまった。
が、それでもごくたまに永遠に記憶に残るであろう素晴らしいフォロワーに出会うことがある。この感覚はいったい何処からくるのか…。
すぐに思い浮かぶのは姿勢であろう。
前かがみでなく、背筋がピンと伸びていること。
これはもちろん大事であるが、それだけでは不十分だ。肩が力みなく下に降りていて、胸が大きく開いた状態…?
それも大切な要素である。
しかしながら、そのニ要素で完成するほどペアダンスの世界は甘くない。
基本中の基本である縦の軸と、肩のラインを結ぶ横の軸。
“X軸” と“Y軸” とくれば当然、残るは“Z軸” である。つまり十字に直交する2本の軸と、さらに直角に交わる第3の軸(進行性)の存在。
これら3つをすべて明確に感じさせてくれる相手と出会った時、これから始まる極上の時間を予感するのである。次の記事からは、最も重要な縦軸について詳しい解説をしていくことにしよう。