波平 ダンス教室
昨日の「サザエさん」一本目は「波平 ダンス教室」。
会社の専務に呼ばれた波平は、一人で習うのは恥ずかしいからとダンス教室通いに誘われました。
どうやらパンフレットにある美人の女性講師が目当ての様です。
いざ行ってみると、美人講師とは最初の顔合わせだけで、基礎を教えてもらうのはジュニアの女の子でした。
翌日、専務が「やっぱり自分には合わないようだから止めておく。」というオチでした。
そもそも社交ダンスを習うのがなぜ恥ずかしいのでしょう。
世間体?
それともペアを組む女性に…?
私が初めて習ったペアダンスはサルサでしたが、人にどう思われるなんて全く意識が向きませんでした。
ただただ女性と近い距離で一緒にいることが気恥ずかしい。
その抵抗感は今もあって、上手い下手に関係なく慣れた女性以外とはあまり踊りたいとは思いません。
特に綺麗な女性、かわいい女性が苦手。
踊りたい気持ち、逃げたい気持ち半々です。
ところで、専務がダンスを続ける気持ちを失くしたのは、教えてくれるのが美人講師じゃなくてジュニアの女の子だったからでしょうが、そういう不純な気持ちでペアダンスを始める男性はかなりいるのでしょうね。
だから恥ずかしいと思うのでしょう。
もう一つ、少なからずあるのがジュニアの女の子にいろいろ言われるのが嫌という気持ち。
そもそもこういうプライドを持つ人は習い事に向きませんね。
自分より明らかに上手い人を素直に敬えない人は、どんな偉い先生に習おうと伸びないと思います。
向上心を持って何でも採り入れていこうという気概がある人は、目にも心にも曇りがありません。
金言より甘言が好きな人にも同じことが言えるような気がします。