上手くなりたい人は 1
ダンスパーティーや動画などを観ていて、「おっ、この人は上手いなー。」って思う時のポイントってどこにあるにでしょう?
圧倒的に上手い人は、動かなくても立っているだけで技術の高さがプンプン匂ってきます。
一番の違いは、腰。
体幹を使って骨盤を真っ直ぐに立たせている。
多くの人は体幹に緊張感が無いので、骨盤が斜め後ろに寝ています。
そこに載る背骨も後ろ方向に弧を描き、肩甲骨と頭が前に出たフォームになりやすい。
自分では猫背になっているとは思ってない人が大部分なんです。
実生活では猫背といえないかもしれませんが…
ダンスの世界、特にペアダンスを踊る場合は “普通”の姿勢では不十分なのが辛いところ。
背骨が真っ直ぐ立ち、肩甲骨を思い切り後ろ、そして下に置き、顎を引いて頭が前に行かないよう常に気を付ける。
これが大切なのはよく聞かされることなんですが、これを担保するすべての基は…
私は骨盤の角度にあると思っています。
いくら背骨が真っ直ぐでも、骨盤が立ってないと「上手い人」とは見られません。
上手く見えるかどうかの問題じゃなく、骨盤が立っているかどうかで「リード&フォロー」の通りが全然違うのです。