B級四日市は美味かった
四日市で食べた物は、B級グルメとしては出色の美味しさだったので、新しいカテゴリーを作ってでもブログに残しておこうと思いました。
四日市といえば、古くは萬古焼。さらに現代では石油コンビナートで栄えた工業都市。
そこで暮らす人たちはこってりした、味の濃い食事を好むのでしょう。
トンテキもラーメンも、そして5月に食べた唐揚げに掛かったタレもしっかりした味付けで私の好みにピッタリでした。
まずは早めの夕食として、トンテキ定食を食べた「食事処かず」。
パチンコWingに併設されたカウンターだけの食堂ですが侮れません。
トンテキは定食で980円と、牛丼店的なファストフードとしては高めな値付けですが、トンカツ用の肩ロースより厚切りの三元豚を使って丁寧に調理してあります。
柔らかく食べでのある肉、ゴロゴロ入ったニンニクの風味と甘さを抑えたタレの美味さが相まって、もうご飯が進む、進む。
四日市以外に、桑名や岐阜県池田町にも支店があるので、近くに行ったら寄れるよう記憶しておきたい店でした。
http://www.alphaservice.jp
ラーメン「ちゃん」。
昼はラーメンメニューを売れ筋だけに絞っているので、かなりの繁盛店なのでしょう。
私としては、これが一回限りかもしれないので、オリジナルメニューを注文しました。
焦がし香り麺は、にんにく、ネギ、唐辛子のエキスがよく出たペペロンチーノのようなラーメン。
私の年齢だとスープに浮かぶ油がちょっと多すぎるんですが、美味しいので飲まずにはいられない。
海老醤麺は一見普通の味噌ラーメンのようなスープなんですが、一口飲むと海老味噌の風味が口いっぱいに広がる複雑で不思議な味わい。
食べ終わりに丼の底を漁ると、小海老やニンニクを炒ったような物がいっぱい溜まってました。これが味の決め手なんでしょう。
両方とも他で食べたことない味なので、四日市にしか出店してないのが残念です。